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Amazon 独自の「Machine Learning University」がすべての開発者にご利用いただけるようになりました

今日は、Amazon のエンジニアを訓練するために使用されるものと同じ機械学習コースが、AWS を通して初めてすべての開発者にご利用いただけるようになったことをお知らせしたいと思います。

私たちは 20 年以上もの間、Amazon 全体において機械学習を使用してきました。社内全域で機械学習に重点を置くエンジニアを何千人も抱える Amazon では、ほとんどすべての小売ページ、製品、フルフィルメントテクノロジー、および店舗が何らかの形で機械学習の使用を通じて改善されています。AWS のお客様の多くがこの熱意を共有しておられ、私たちは大規模で十分な資金を持つ組織にしか手の届かなかったテクノロジーを、すべての開発者が利用できるようにすることを使命としてきました。Amazon SageMaker、Amazon Rekognition、Amazon Comprehend、Amazon Transcribe、Amazon Polly、Amazon Translate、および Amazon Lex などのサービスのおかげで、何万人もの開発者が機械学習を通じてよりインテリジェントなアプリケーションを構築する過程を歩んでいます。

機械学習の旅のどの地点にいるかにかかわらず、お客様から頻繁にいただく質問は「どのようにチームにおける機械学習スキルの成長を迅速化できるか」というものです。 機械学習のための新しい AWS トレーニングと認定の一環として利用できるこれらのコースは、この質問に対する回答の一部になりました。

これには、セルフサービス、かつ自分のペースで進めることができる 30 を超えるデジタルコースがあり、開発者、データサイエンティスト、データプラットフォームエンジニア、そしてビジネス専門家の 4 つの主要グループのための 45 時間以上におよぶコース、ビデオ、およびラボで構成されています。各コースは基礎から始まり、現実的な例とラボを経て基礎を強化していくため、開発者は Amazon で解決しなければならなかったいくつかの興味深い問題を通じて機械学習を掘り下げていくことができます。これには、ギフト包装対象資格の予測、配達ルートの最適化、または Amazon の子会社である IMDb からのデータを使用したエンターテイメント賞ノミネートの予測などが含まれます。コースワークはベストプラクティスの確立に役立ち、Amazon SageMaker、AWS DeepLens、Amazon Rekognition、Amazon Lex、Amazon Polly、および Amazon Comprehend を含む様々な AWS 機械学習サービスの使用を開始する方法を実演します。

機械学習のための新しい AWS 認定

今日は、開発者がその知識を実証する (そして雇用主がより効率的に雇用する) ために役立つ、新しい「AWS 認定機械学習 – 専門知識」認定についてもお知らせします。この試験は今すぐ受けていただくことができます (料金は限定期間中半額です)。re:Invent にご参加のお客様は、今週「Training and Certification」の試験セッションで試験を受けていただけます。

デジタルコースは aws.training/machinelearning にて無料で受講でき、料金はトレーニング中にラボと試験で使用するサービスのみのお支払いとなります。

 

 Matt Wood 博士、AWS 人工知能担当ジェネラルマネージャー