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次世代のメモリ最適化EC2インスタンス(R4)

インメモリプロセッシングには大きな需要があります。日ごとに大きくなるワークロードと、世代を経るごとにパワーを増すCPUのおかげもあり、高性能のビジネスインテリジェンス、分析、データマイニング、そしてレイテンシに敏感なその他のワークロードにおいて、データセットを丸ごとメモリに載せることが、前提条件となりつつあります。分散キャッシングとバッチ処理ワークロードもまた、大量のメモリに素早くアクセスできることの恩恵を受けるでしょう。

私たちは本日、次世代のメモリ最適化EC2インスタンスをリリースします。大きなL3キャッシュと高速なメモリを搭載することで、既存のR3インスタンスより高い性能を発揮します。ネットワークの観点では、プレイスメントグループで使用した場合に、1Gbpsの専有EBS帯域幅に加えて、ENAによる最大20Gbpsのネットワーク帯域幅をサポートします。

R4インスタンスには以下の特徴があります。

  • インテル Xeon E5-2686 v4 “Broadwell” プロセッサ(2.3GHz)
  • DDR4メモリ
  • ハードウェア仮想化(HVM)のみ

ラインナップは次の通りです。

モデル vCPUs メモリ(GiB) ネットワークパフォーマンス
r4.large 2 15.25 最大10 Gigabit
r4.xlarge 4 30.5 最大10 Gigabit
r4.2xlarge 8 61 最大10 Gigabit
r4.4xlarge 16 122 最大10 Gigabit
r4.8xlarge 32 244 10 Gigabit
r4.16xlarge 64 488 20 Gigabit

 

R4インスタンスはオンデマンドインスタンスとリザーブドインスタンスの形で、米国東部(バージニア北部)、米国東部(オハイオ)、米国西部(オレゴン)、米国西部(北カリフォルニア)、欧州(アイルランド)、欧州(フランクフルト)、アジアパシフィック(シドニー)、中国(北京)、そしてAWS GovCloud (US) リージョンにおいて利用可能です。詳細はEC2の料金ページをご覧ください。

原文:New – Next Generation (R4) Memory-Optimized EC2 Instances(翻訳:SA 志村)