AWS DeepRacer リーグへの招待状
Author : 大渕 麻莉
こんにちは、機械学習ソリューションアーキテクトの大渕です。みなさまいかがお過ごしでしょうか ?
今回はみなさまを AWS DeepRacer リーグへご招待したく、この記事をしたためました。
AWS DeepRacer は 1/18 スケールの自走型レーシングカーで、このレーシングカーを自走させながら機械学習を楽しく実践的に学んでいただくことができます。シミュレータを使って自律走行用の機械学習モデルを作成し、そのモデルを使ってバーチャルリーグに参加したり、実機にモデルをインストールして実際のコースを走らせたりすることができます。
Amazon SageMaker でモデルを構築し、AWS DeepRacer 3D レーシングシミュレーターを使って、レース場でのトレーニング、テスト、反復を迅速・簡単に実施します。
AWS DeepRacer に強化学習モデルをデプロイし、現実世界でのレースのスリルを味わいます。
世界初のグローバル自走型レースリーグに参加し、入賞を目指して競います。入賞者はチャンピオンカップへの出場権を獲得できます。
2019 年 12 月に開催された AWS re:Invent では、実機カーによる最終決戦リーグで、世界中から集まった猛者による熱いバトルが繰り広げられました。また、ステレオカメラや LiDAR が搭載された DeepRacer Evo や、障害物レースや複数台での競争などの新しいレース形式が発表されました。
そして、今年も AWS DeepRacer リーグが新たな楽しみ方を携えて開催されます。
AWS DeepRacer リーグ
- F1 プロレーサーと戦おう
2020 年 5 月に、新しいバーチャルリーグ が開催されました。このリーグでは F1 プロドライバーが作ったモデルに挑戦することができます。5 月中はバーチャルリーグで他の参加者とタイムトライアル、障害物レース、Head-to-Head (複数カーの競争) レースで競い合います。6 月初旬には Head-to-Head レースの上位者と F1 プロレーサーの最終決戦となる予定です。
今後も様々なバーチャルリーグが開催される予定ですので、お楽しみに！
AWS DeepRacer リーグ
- F1 プロレーサーと戦おう
2020 年 5 月に、新しいバーチャルリーグ が開催されました。このリーグでは F1 プロドライバーが作ったモデルに挑戦することができます。5 月中はバーチャルリーグで他の参加者とタイムトライアル、障害物レース、Head-to-Head (複数カーの競争) レースで競い合います。6 月初旬には Head-to-Head レースの上位者と F1 プロレーサーの最終決戦となる予定です。
今後も様々なバーチャルリーグが開催される予定ですので、お楽しみに！
自分のAWS DeepRacer モデルを作る
– オンデマンドワークショップ
AWS DeepRacer リーグに参加するには、AWS DeepRacer を走らせるためのモデルが必要です。
どうやってモデルを作れば良いの？というみなさまに朗報です！ただいま「AWS DeepRacer ワークショップ 2020 オンデマンド」を開催しています。こちらから AWS DeepRacer についての解説を聞きながら、モデルの作り方をハンズオン形式で学んでいただくことができます。また、2020 年 6 月 24 日 16:00 ~ 18:00 にはこの AWS DeepRacer ワークショップ 2020 をライブ配信いたします。ライブ配信では、AWS DeepRacer についての質問への回答もいたしますので、奮ってご参加ください。
コミュニティレース
- バーチャルレースを自分で開催する
自分のモデルができあがったら、誰かと競争したくなりますよね !
すぐに公式の AWS DeepRacer リーグに参戦してももちろん良いのですが、その前にちょっと腕試しをしたい、ということもあるかと思います。そんな場合は「コミュニティレース」がおすすめです。
AWS DeepRacer のコンソールにアクセスすると、左側のメニューに「Community races」という項目があります。こちらからレースイベント名、開催日、コースの種類などを設定してイベントを作成することができます。AWS DeepRacer 仲間とコミュニティレースで盛り上がってみてはいかがでしょうか。
詳細な操作方法はこちらの開発者ガイド をご参照ください。
むすび
招待状を受け取っていいただきありがとうございます。AWS DeepRacer に興味が出てきましたでしょうか ?
AWS DeepRacer リーグでの競争に興味がある方、自律走行のための機械学習モデルを作ることに興味がある方、AWS DeepRacer のクルマがとにかく好きという方は、ぜひリーグに参加して AWS DeepRacer の世界を楽しんでいただければ幸いです。
はじめの第一歩はこちらのワークショップ から踏み出せます。Bon voyage !
参考情報
筆者紹介
大渕 麻莉
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
機械学習ソリューションアーキテクト。
組込みソフトウェア開発から画像処理アルゴリズム開発を経てクラウドに到達し、2019
年にアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社に入社。主に製造業のお客様の機械学習導入・運用の技術サポートを担当。
脳内 CPU の半分が猫のことで占められており、視界に入るすべての生き物がうちの猫に見えるという日々を過ごしている。
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