JAWS-UG コミュニティの発展と AWS 普及に貢献したメンバーに贈られる AWS Samurai 2023 の発表
Author : 沼口 繁
AWS Samurai とは
AWS Samurai の歴史は古く、2011 年から JAWS-UG の発展と AWS クラウドの普及において卓越したリーダーシップを発揮したメンバーに贈られるアワードで、これまで延べ 41 名、4 グループが受賞されました。AWS Samurai を参考にして、AWS では builders.flash のコミュニティ通信でおなじみの AWS HEROES プログラムがグローバル規模で 2014 年より開催されました。
今回の JAWS DAYS 2024 でAWS Samurai 2023 として、2023 年までの活動を中心に 4 名の方が表彰されました。
AWS Samurai 2023 を受賞された皆さん
小倉 大さん (JAWS-UG 朝会、札幌支部運営メンバー)
小倉さんはコロナ渦に伴うリモートワーク AWS ユーザーの「夜ではなく朝の勉強会に参加したい」のニーズを汲み取り、JAWS-UG 朝会を 2020 年 6 月にリブートし、それから現在まで 45 カ月連続で一度の休みなく勉強会を開催し、延べ 4,739 人に早朝の勉強会の参加機会を創出しました。
勉強会前に行うラジオ体操は小倉さんの代名詞になりました。同様に運営メンバーである札幌支部でこの 4 年で 99 回、延べ 706 人ともくもく会を開催しました。
御田 稔さん (JAWS-UG 東京支部、SRE 支部、NW-JAWS 運営メンバー)
2021 年 11 月の JAWS-UG SRE 支部スタート時から、運営・登壇者として JAWS-UG コミュニティに参加後、2023 年に東京支部をリブートして「ランチタイム LT」という新ジャンルを確立し、2023 年で 6 回、延べ 840 人に学びの機会を創出しました。
加えて AWS が推し進める生成 AI 関連の莫大なアウトプットを作成し、コミュニティやソーシャル、さらに AWS のイベントを通して AWS が提供する生成 AI の認知度向上に大きく貢献いただきました。
阿部 拓海さん (JAWS-UG おおいた、JAWS FESTA 2023 KYUSHU 実行委員長)
大分県の JAWS-UG おおいたの運営メンバーとして、コロナ渦で活動が沈静化した地域支部の対面勉強会再開に大きく貢献し、2023 年 9 回の勉強会のうち、6 回をオンライン、3 回を対面勉強会として開催しました。
また、九州各支部合同の JAWS FESTA 2023 in KYUSHU の実行委員長として、4 年振りに JAWS FESTA を対面イベントとして復活させ、実行委員チームでイベントを成功に導きました。
早川 愛さん (Fin-JAWS, JAWS DAYS 2024 実行委員長)
Fin-JAWS のミッションである「金融業界のビジネスパーソンとエンジニアをつなげる」を実現するため、コロナ渦でオンライン主流の勉強会にて、7 回にわたりリアルに金融系企業の施設に訪問する「愛がゆく」シリーズを作成するなど、Fin-JAWS 勉強会参加の価値創造に注力し、Fin-JAWS 計 24 回延べ 3,719 人の学びの機会の創出に寄与しました。
また、5 年振りの完全対面の JAWS DAYS 2024 の実行委員長として、初利用会場という条件下で、次世代若手メンバーからなるプロジェクトチームをリードしました。
AWS Samurai 2023 アワードを受賞されたみなさま、日々の JAWS-UG 勉強会への継続した貢献、大規模イベントでのリーダーシップの発揮、心から感謝いたします。
また、彼ら・彼女らをささえていただいた各支部の運営メンバーのみなさまの力があってこそ、AWS Samurai を受けられた方が輝けたと理解しております。本当にありがとうございます。引き続き、JAWS-UG / AWS ユーザーコミュニティでのご活躍を期待しています。
これをご覧いただいた皆様も、ご興味のある JAWS-UG の勉強会にぜひ参加してみてください。
著者プロフィール
沼口 繁 (ぬまぐち しげる)
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
コミュニティプログラムマネージャー
AWS のユーザーグループ JAWS-UG (Japan AWS User Group) の活動を支援し、より多くの人が AWS に接する機会を増やすことをミッションとしています。高い熱意をもって活動されている JAWS-UG の運営の皆さんには感謝しかありません。いつも本当にありがとうございます。
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