はじめに
こんにちは ! NTTデータ先端技術株式会社にて AWS 認定インストラクターをしています田中勇希です。
この記事では私が普段、AWS のトレーニングを提供する中でよく聞かれる「ストレージの違い」について、ストレージにあまり馴染みがない方向けに、データを保存する仕組みから説明してみました。
1. この記事の目的
AWS を学習すると、様々なストレージサービスの機能や特徴について知ることになります。しかしストレージの前提知識が少ないと、これらの理解が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか ?
ストレージは、私たちが普段情報処理を行う上であまり意識せずとも使えますが、仕組みについて理解しておくことは重要です。
この記事ではストレージとは何なのか、どのような仕組みでデータを保存するのかという前提知識となる内容について掘り下げていきます。
対象者
ストレージの基本について知りたい人
目的
ストレージを身近なものとしてイメージできるようになること
3 つのストレージタイプについて知ること
各種ストレージサービスの詳細については言及しませんので、参考情報で紹介しているリンク先を用いて理解を深めてください!
2. ストレージの概要
3. ストレージの種別と関係性
概念図
4. ブロックストレージ
5. ファイルストレージ
6. オブジェクトストレージ
7. おわりに
今回はあまり AWS の各ストレージサービスには取り扱いしていませんでした。まずはストレージについて理解を深めていただければ嬉しいです。
再度 AWS における 3 つのストレージサービスモデルのうち、Amazon EBS, Amazon EFS, Amazon S3 を使用した概念図を掲載しておきます。
この次のステップとしては、それぞれのストレージについて理解を深め、さらに状況に応じて、適切にストレージを使い分けできるようになっていくことを目標にしていただければと思います。
Amazon EBS, Amazon EFS, Amazon S3 を使用した概念図
筆者プロフィール
田中 勇希
NTTデータ先端技術株式会社
AWS認定インストラクター
Web アプリケーションの開発や社内SEなどを経て、現在は AWS 認定インストラクターとして活動している。
AWS Authorized Instructor Award 2023 にて Best Instructor CSAT 3 位を受賞。
