2023 三菱倉庫株式会社
三菱倉庫、AWS を活用したデジタルフォワーディングサービスで輸送に係る温室効果ガス(GHG)排出量の算定 / 最適ルート提案サービスを実現
物流
概要
物流サービスをグローバル展開する三菱倉庫株式会社は、GHG 排出量を測定し、より GHG 排出量の少ない可能性のあるルートを選択肢として提示する『Emission Monitoring/Cargo Route Finder』をリリースしました。これは、市場の変化への対応や、荷主からの注文や問い合わせ対応強化を目的に、三菱倉庫がアマゾン ウェブ サービス(AWS)を活用して次世代のデジタルフォワーディングサービスのシステムを構築した第 1 弾であり、さらにオンラインでの見積/ ブッキングや輸送状況の可視化、カスタマーサービス、事業分析などの開発を進めています。

課題・ソリューション・導入効果

最適な輸送ルート提案機能は、AWS プロフェッショナルサービスの支援に対する信頼の証となり、私たちチームも大きな信頼を得られました。今後もAWS の技術と知見を活用して、他にはない物流プラットフォームを作り上げていきます
安部 洋介 氏
三菱倉庫株式会社 国際輸送事業部長企業概要
三菱倉庫は、倉庫事業を中心に、港湾のターミナル運営や陸上・海上・航空輸送を活用した国際一貫輸送など、包括的でグローバルな物流サービスを展開している。また、オフィスビル開発・賃貸を中心に、商業施設、住宅も取扱う不動産事業も行っている。ロボットや AI の活用など、デジタル技術を前提としたビジネスモデル変革にも取り組んでおり、2023 年には経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「DX 注目企業 2023」に選定されている。
取組みの成果
- デジタル活用による新たな価値の提供
- 現実的な輸送ルートの複数提示
- 顧客の GHG 削減目標を支援
本事例のご担当者
安部 洋介 氏

野中 好太朗 氏

田村 成都 氏

岩田 理穂 氏
