投稿日: May 18, 2012

アマゾン ウェブ サービス®がAmazon CloudFrontで
動的コンテンツをサポート

カスタマイズされた動的なウェブコンテンツを追加料金および追加開発なく配信可能
インターラクティブなウェブアプリケーションのパフォーマンスと信頼性を向上

(米国シアトル、2012年5月14日発表)
Amazon.com (NASDAQ: AMZN)の関連会社であるAmazon Web Services, Inc.(アマゾン ウェブ サービス)は、本日、Amazon CloudFrontで動的コンテンツをサポートすると発表しました。この新機能によりAmazon CloudFrontを使用して、エンドユーザーごとに異なるウェブサイトの動的部分を含む全てのコンテンツを配信することで、AWSのお客様は簡単に費用対効果の高い方法で、自社ウェブサイトのパフォーマンス、信頼性を向上し、グローバルにサービスを展開できます。Amazon CloudFrontはAmazon EC2上で動作する動的なアプリケーションとシームレスに動作し、カスタムコードやプロプラエタリな設定なしで、サービスの設定および管理を簡略化します。Amazon CloudFrontは静的および動的コンテンツの両方で同じ低価格料金を設定しているため、お客様はウェブサイト上で全てのコンテンツを低価格かつ、前払いや長期契約なしで、高速に配信できるようになりました。Amazon CloudFrontについての詳細は下記を参照ください。
http://aws.amazon.com/jp/cloudfront

今まで、動的コンテンツの性能や信頼性の向上を望む開発者にとって、選択肢は限られていました。従来のCDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)が提供するソリューションは高価で、設定が困難で、管理も容易ではありませんでした。しばしばウェブサイト上でカスタムコードが必要となり、コンフィギュレーションに数日や数週間かかっていました。本日より、動的ならびに静的なコンテンツでウェブアプリケーションを運用している開発者は、AWS Management Consoleを使用するだけで、過度の費用をかけたり、既存のアーキテクチャを複雑化したりすることなく、数分のうちにウェブサイト全体のパフォーマンスを向上できます。Amazon CloudFrontは、動的コンテンツの配信を高速化するため、元のウェブサーバとの固定接続の維持、ネットワークパスの最適化など、いくつもの性能最適化を行っています。動的コンテンツ配信のオリジンとなるウェブサーバがAmazon EC2上で稼働している場合、お客様はよりよいユーザー体験を得られます。なぜならAWSがAmazon CloudFrontの各エッジロケーションから複数のAWSリージョンまで、レイテンシと信頼性の向上のため、ネットワークパスを監視し最適化するからです。お客様はAmazon CloudFrontとこれまでと同様の低価格で、これらの機能を全て利用できます。

AWSのAmazon CloudFront担当ジェネラルマネージャ(タル・サラフTal Saraf)は、次のように述べています。「今回のリリースでも、CloudFrontを発表したときにわれわれが始めた同じ道を歩みつづけています。お客様のフィードバックに基づいて繰り返し、高品質で革新的なコンテンツデリバリ機能を追加しています。他のCDNが高い価格で販売している機能を、より低価格でより使用しやすい形で提供しています。2008年にCloudFrontを発表して、余分な料金を支払うことなく、長期契約を結ぶ必要もなく、お客様に静的なコンテンツで優れた性能と信頼性を獲得できることを示しました。2009年にはオンデマンドビデオに対して同様に、静的なオブジェクトデリバリの既存の料金と同じ低価格でRTMPストリーミングを提供しています。2011年にはライブイベントに対して同様のサービスを提供しています。本日、今回のリリースで、お客様はCloudFrontを動的コンテンツの加速に使用でき、今回も、既存の低額な料金以外に、追加での支払いは必要はありません。前払いなし、長期契約なし、月間プラットフォーム使用料なし、設定のために料金の高いコンサルタントを雇う必要もありません。この重要な機能を独占してきた少数のCDNベンダーによる過剰請求の犠牲となることもありません。」

Earth Networksは、世界中から環境観測を蓄積し、分析し、地球と大気の理解促進に貢献しています。Earth Networksの開発部長であるAndy Rosenbaumは次のように述べています。「当社では、Amazon CloudFrontを使用して動的コンテンツを配信しています。AWSのクラウド上で稼働する当社のアプリケーションサーバで生成された動的コンテンツの配信に、Amazon CloudFrontが追加した新しい機能を利用できることを楽しみにしています。これらの新しい機能によって、当社のお客様が、予定を立てるために必要だったり、できる限り早く悪天候を避けて身の安全を図ったりするために必要となる、正確かつ個人向けに最適化された天候の最新情報を獲得できると確信しています。Amazon CloudFrontの優れた性能、使いやすさ、柔軟性によって、当社のチームは、APIまたはManagement Consoleを使用して、即座にCDNコンフィギュレーションを変更し、最新情報を数分以内に確認できます。そして、Amazon CloudFrontを使用した低額な動的コンテンツ配信により、大幅な費用節約が期待できます。」

TwitpicのCTOであるSteve Coronaは次のように述べています。「私どもはAmazon CloudFrontを使用して、1ヵ月あたり50億以上のリクエストと250TBの帯域幅を国際的なユーザー基盤に向けて配信しています。Amazon CloudFrontの信頼性により、当社の小規模チームは、サーバやネットワーク資源の拡張に時間を費やす代わりに、核となる製品に集中することができます。動的コンテンツのサポートは、Amazon CloudFrontの自然な流れであり、Twitpicでより良いユーザー体験を与えるためにお客様に提供することを熱望していました。」

この新機能により、動的、静的およびストリーミングコンテンツへのリクエストは、全てAmazon CloudFrontのエッジロケーションの全世界的なネットワーク経由で送られます。オリジンからエンドユーザーまでコンテンツ配信を加速させるネットワークおよび経路の最適化を通じ、お客様に改善されたパフォーマンスおよび信頼性を提供します。データ移行やリクエストについて、Amazon CloudFrontの従来の価格を超えた追加料金はなく、使用にあたり長期契約も要しません。利用については、Amazon Management Consoleを数クリックするだけで開始できます。詳細は、こちらの リンク をご参照ください。


アマゾン ウェブ サービスについて
2006年にスタートしたアマゾン ウェブ サービス(AWS)は、企業に対して不可欠なインフラをウェブサービスという方法で提供し始めました。これが今日、「クラウドコンピューティング」という名前で広く知られているものです。クラウドコンピューティング、そしてAWSがもたらすメリットとは、究極的には新しいビジネスモデルによって設備投資費を変動費に転換させる能力です。企業はもはや、何週間も何ヶ月も前からサーバなどのITリソースの購買計画を準備する必要はありません。AWSの利用によって、アマゾンの優れた専門能力と規模の経済効果を生かし、企業は必要なときにリソースを入手し、いち早く、かつ低コストで結果を出すことができます。今日、アマゾン ウェブ サービスは、信頼性と拡張性に富み低コストのインフラプラットフォームをクラウド上に構築、世界190ヵ国以上の数十万社に及ぶ企業、政府・官公庁、スタートアップ企業のビジネスを支えています。AWSはAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2®)、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)など、281以上の様々なサービスを提供しています。AWSのサービスは、米国、欧州、ブラジル、日本、シンガポールなどのデータセンター拠点を通じて利用可能です。


アマゾン・ドットコムについて www.amazon.com
Amazon.com, Inc. (NASDAQ: AMZN)は、米国ワシントン州シアトル市を本拠地とするFortune 500企業です。1995年7月にwww上でサービスを開始し、地球上で最も豊富な商品セレクションを提供して今日に至っています。お客様がオンライン上で求められるあらゆるものを探し、発見でき、可能な限りの低価格で商品を提供する、地球上で最もお客様を大切にする企業であることを目指しています。Amazon.com とその他売り手は、書籍、映画、ミュージック&ゲーム、デジタル・ダウンロード、エレクトロニクス&コンピューター、ホーム&ガーデン用品、おもちゃ、キッズ&ベビー用品、食料品、アパレル、シューズ&ジュエリー、ヘルス&ビューティー用品、スポーツ&アウトドア用品、ツール、自動車および産業用品など何百万点にも及ぶユニークな新製品、再生品および中古製品を取り揃えています。
アマゾン ウェブ サービスでは、アマゾン® を支える技術基盤をベースとするクラウド上のインフラサービスを、あらゆる種類のビジネスに携わるデベロッパーのお客様が簡単に利用できるようにしています。キンドルの最新世代品は、キンドル史上最軽量かつ最もコンパクトなもので、これまで同様6インチの最先端電子インクディスプレイを搭載し、日差しの下でもまるで本物の紙で呼んでいるかのような明瞭さで読むことができます。キンドルファミリの新製品であるキンドルタッチは、使いやすいタッチスクリーンで、ページをめくるのが簡単なだけでなく、検索、買い物、メモなどもできる上に、最先端電子インクディスプレイの利点も兼ね備えています。キンドルタッチ3Gは、最高峰の電子ブックリーダーであり、キンドルタッチと同じ新デザインと機能に加えて、無料で3G回線を使用できるという他に比べることのできない利便性があります。キンドルファイアは映画やテレビ、音楽、書籍、雑誌、アプリケーション、ゲーム、あらゆるコンテンツのウェブ閲覧が可能で、アマゾンクラウドのストレージ、ウィスパーシンク、アマゾンシルク(アマゾンの新しい革新的なくクラウド活用型ウェブブラウザ)、色鮮やかなカラータッチスクリーン、パワフルなデュアルアプロセッサが利用できます。


Amazonおよびその関連会社では、www.amazon.com, www.amazon.co.uk, www.amazon.de, www.amazon.co.jp, www.amazon.fr, www.amazon.ca, www.amazon.cn, www.amazon.it, およびwww.amazon.es といったサイトを運営しています。特に断りのない限り、「Amazon.com」「当社」 「当社の」といった表現にはAmazon.com, Inc. とその子会社が含まれています。


将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
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報道関係からのお問い合わせ先

Regina Tan シニアPRマネージャー Amazon Web Services
Email: regitan@amazon.com

アマゾン ウェブ サービス広報代理店(フォーカスト・コミュニケーションズ 水本・大谷)
Email: aws_pr_japan@focused.co.jp