投稿日: Nov 29, 2012
アマゾン ウェブ サービスが
Amazon Redshiftを発表
高速で強力なデータウェアハウスサービスが従来のデータウェアハウスの10分の1の価格で
ペタバイトデータの迅速な分析を容易に
限定プレビューを本日より開始;
Flipboard,、NASA/JPL、NetflixおよびSchumacher Groupがベータ版に参加
(米国シアトル、2012年11月28日発表)
Amazon.com(NASDAQ:AMZN)の関連会社であるAmazon Web Services, Inc (AWS)は本日、高速で強力かつ十分に管理された、ペタバイト規模のクラウド上データウェアハウスサービスAmazon Redshiftの限定プレビューを発表しました。Amazon Redshiftによりお客様は、あらゆるサイズのデータセットをコンピューター上で分析する際、既存のSQLベースのビジネス インテリジェンス ツールを使用しながら、クエリー性能の速度を大幅に増加させることができます。Redshiftクラスターは、AWS Management Console上で数回クリックするだけで、起動させることができ、数百ギガバイトからペタバイト以上までスケールできます。また、既存のデータウェアハウスソリューションの価格の10分の1 となる、テラバイトあたり年間1000ドル以下で使用することができます。Amazon Redshiftの詳細につきましては、下記をご参照ください。http://aws.amazon.com/redshift
自社管理のオンプレミスのデータウェアハウスは、特に大きなデータセットにおいて、管理に膨大な時間とリソースが必要です。また、ローディング、モニタリング、チューニング、バックアップの取得、および障害からのリカバリーは複雑で時間のかかる作業です。さらに従来のデータウェアハウスの構築、管理、および増加に関わるコスト負担は膨大です。大企業は、データウェアハウスへの高額なコストの支払いを断念し、多くの中小企業はハードウェアおよびソフトウェアのコストが非常に高価なため、データウェアハウスの機能を持たないままでした。Amazon Redshiftはこの状況を変えることを目指しています。Amazon Redshiftは、容量のプロビジョニング、クラスターの監視およびバックアップ、パッチの適用およびアップグレードまで、データウェアハウスの設定・運用・スケールに必要な全ての作業を管理します。Amazon Redshift上での性能改善および容量増加のために、クラスターをスケーリングする操作はシンプルでダウンタイムを一切発生させません。一方で、同サービスは継続的にクラスターの状況を監視し、必要となるあらゆるコンポーネントを自動的に置換します。またAmazon Redshiftはコスト効率のよい価格(既存データウェアハウスのほんの一部の額)のため、大企業はコストを大幅に削減でき、小規模な企業は巨大なデータウェアハウスを使用することで分析結果を活用できるようになります。
AWSのデータベースサービス担当副社長のラジュ・グラバニ(Raju Gulabani)は次のように述べています。「過去2年に渡り、最も頻繁にお客様から受けた要望は、AWSがデータウェアハウスサービスを構築することでした。企業は、データウェアハウスへの高額な支払いに嫌気がさしており、中小企業は収集した膨大な量のデータを分析する余裕がありませんでした(多くの場合データの95%を無駄にしています)。お客様はクラウドがデータの収集、保存、分析をより容易で低価格でできることを知っているため、このことを不満に思っていました。Amazon Redshiftは、データウェアハウスのコストを大幅に削減するだけでなく、膨大な量のデータを迅速に分析することを容易にします。実際のパフォーマンスはお客様固有のクエリー要件によって変化するものの、社内のテストによると通常のリレーショナルデータウェアハウスと比較して10倍以上パフォーマンスを改善しています。低コストで迅速にペタバイトのデータを分析する機能は、お客様のビジネスを変えるでしょう」
Amazon Redshiftは、従来のデータウェアハウスや分析ワークロード向けのデータベースより飛び抜けた高性能を実現するために、columnarデータストレージ、高度圧縮および高性能I/Oおよびネットワークなど多くの技術を採用しています。安価なノードのクラスターにクエリーを分散および並列させることで、Amazon Redshiftは、手作業のクエリー処理、インデックス維持やプリコンピュート結果などを要求することなく、高い性能が容易に得られます。Amazon Redshiftは、JaspersoftおよびMicroStrategyほか汎用的なビジネスインテリジェンスツールによって認証されています。Flipboard、NASA/JPL、NetflixおよびSchumacher Groupなど20社以上のお客様がAmazon Redshiftのプライベートプログラムに参加しています。
Netflixのデータサイエンス&エンジニアリングプラットフォーム部門のディレクターのKurt Brownは次のように述べています。「Netflixでは、膨大なデータを分析することで何百万もの加入者にカスタマイズした提案を提供しており、常にサービスの改善策を模索しています。破壊的なコストでクラウドベース型のAmazon Redshiftを非常に喜ばしく思っています。データウェアハウスの産業を大改革することは間違いないでしょう」
NASA/JPLのCIOオフィスの最高テクノロジー責任者のTom Soderstromは次のように述べています。「この新しいサービスを利用することで、より進んだクラウド利用ができたり当社の工学、科学、およびITデータ向けにクラウド上で大規模なデータウェアハウスを稼働できることを喜ばしく思います。また、膨大な量のデータ分析のために、新しく、高速で低価格なオプションを使用できることを光栄に思います。この新しいサービスにより、当社はまた新たな発見につながる新しいタイプのビッグデータ分析を構築できるでしょう」
Amaozon.comのマネージャーのErik Selbergは次のように述べています。「Amazon Enterprise Data WarehouseはAmazonの全グループのペタバイトのデータを管理します。当社の数百万ドル規模の既存データウェアハウス上で、Amazon Redshiftの大幅な性能改善を目の当たりにしています。現在の当社のデータウェアハウスで数時間かかるクエリーが1時間以下で終了したり、5-10分かかるクエリーが、Amazon Redshiftにより数秒で戻ってくることもあります。推定値では、Amazon Redshiftのコストは、当社の現在のソリューションの10分の1以下になるでしょう。Amazon Redshiftは、増加するデータ分析へのニーズに対応するコスト効率の良い方法です」
Amazon RedshiftはParAccelからライセンスを受けた技術コンポーネントを含み、各ノードにつき圧縮された顧客データの2テラバイトまたは16テラバイトを含む2種類のノードタイプが利用可能です。2テラバイトのデータウェアハウスは、一つのクラスターを100ノードまでスケールアップが可能で、オンデマンド価格は1時間あたり0.85ドルから提供され、最大ペタバイト以上までスケールアップできます。リザーブドインスタンスの価格は、1時間あたり0.228ドルまたは1テラバイトにつき1年で1,000ドルの効果的な価格まで値下げされ、既存の同様なテクノロジー価格の10分の1以下です。
Amazon Redshiftの詳細および限定プレビューのサインアップにつきましては、下記をご参照ください。
http://aws.amazon.com/redshift
アマゾン ウェブ サービスについて
2006年にスタートしたアマゾンウェブ サービス(AWS)は、企業に対して不可欠なインフラをウェブサービスという方法で提供し始めました。これが今日、「クラウドコンピューティング」という名前で広く知られているものです。クラウドコンピューティング、そしてAWSがもたらすメリットとは、究極的には新しいビジネスモデルによって設備投資費を変動費に転換させる能力です。企業はもはや、何週間も何ヶ月も前からサーバなどのITリソースの購買計画を準備する必要はありません。AWSの利用によって、アマゾンの優れた専門能力と規模の経済効果を生かし、企業は必要なときにリソースを入手し、いち早く、かつ低コストで結果を出すことができます。今日、アマゾン ウェブ サービスは、信頼性と拡張性に富み低コストのインフラプラットフォームをクラウド上に構築し、世界190ヵ国以上の数十万社に及ぶ企業、政府・官公庁、スタートアップ企業のビジネスを支えています。AWSはAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)など、30以上の様々なサービスを提供しています。AWSのサービスは、米国、欧州、ブラジル、日本、シンガポール、およびオーストラリアなどのデータセンター拠点を通じて利用可能です。
アマゾン・ドットコムについて www.amazon.com
Amazon.com, Inc. (NASDAQ: AMZN)は、米国ワシントン州シアトル市を本拠地とするFortune 500企業です。1995年7月にwww上でサービスを開始し、地球上で最も豊富な商品セレクションを提供して今日に至っています。お客様がオンライン上で求められるあらゆるものを探し、発見でき、可能な限りの低価格で商品を提供する、地球上で最もお客様を大切にする企業であることを目指しています。Amazon.com とその他売り手は、書籍、映画、ミュージック&ゲーム、デジタル・ダウンロード、エレクトロニクス&コンピューター、ホーム&ガーデン用品、おもちゃ、キッズ&ベビー用品、食料品、アパレル、シューズ&ジュエリー、ヘルス&ビューティー用品、スポーツ&アウトドア用品、ツール、自動車および産業用品など何百万点にも及ぶユニークな新製品、再生品および中古製品を取り揃えています。
アマゾン ウェブ サービスでは、アマゾンを支える技術基盤をベースとするクラウド上のインフラサービスを、あらゆる種類のビジネスに携わるデベロッパーのお客様が簡単に利用できるようにしています。キンドルの最新世代品は、キンドル史上最軽量かつ最もコンパクトなもので、これまで同様6インチの最先端電子インクディスプレイを搭載し、日差しの下でもまるで本物の紙で呼んでいるかのような明瞭さで読むことができます。キンドルファミリの新製品であるキンドルタッチは、使いやすいタッチスクリーンで、ページをめくるのが簡単なだけでなく、検索、買い物、メモなどもできる上に、最先端電子インクディスプレイの利点も兼ね備えています。キンドルタッチ3Gは、最高峰の電子ブックリーダーであり、キンドルタッチと同じ新デザインと機能に加えて、無料で3G回線を使用できるという他に比べることのできない利便性があります。キンドルファイアは映画やテレビ、音楽、書籍、雑誌、アプリケーション、ゲーム、あらゆるコンテンツのウェブ閲覧が可能で、アマゾンクラウドのストレージ、ウィスパーシンク、アマゾンシルク(アマゾンの新しい革新的なくクラウド活用型ウェブブラウザ)、色鮮やかなカラータッチスクリーン、パワフルなデュアルアプロセッサが利用できます。
Amazonおよびそのアフィリエイトでは、www.amazon.com、www.amazon.co.uk、www.amazon.de、www.amazon.co.jp、www.amazon.fr、www.amazon.ca、www.amazon.cn、www.amazon.it、およびwww.amazon.es といったサイトを運営しています。特に断りのない限り、「Amazon.com」「当社」 「当社の」といった表現にはAmazon.com, Inc. とその子会社が含まれています。
将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
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