投稿日: Feb 4, 2014
アマゾン ウェブ サービス
より安価で高速なAmazon Redshiftのストレージ・オプションを発表
フェンダー、ファイナンシャル・タイムズ、ピンタレストなどがAmazon Redshiftを活用
(米国シアトル、2014 年 1 月 27 日発表) Amazon.com, Inc. (NASDAQ:AMZN)の関連会社である Amazon Web Services, Inc. (AWS )は本日、Amazon Redshiftでより安価で高速なデータウェアハウスの構築が可能になる高密度コンピュートノードである新しいSSDベースのノードタイプを発表しました。これによりお客様はより小規模から始めることが可能となり、160GBのデータセットが1時間当たりわずか0.10ドルから使用でき、その後も用途に応じて数千コア、数テラバイトのRAMや数百テラバイトのSSDストレージへと簡単に拡張することができます。Amazon Redshiftの高密度コンピュートノードに関する詳細は、以下のURLをご参照ください。 http://aws.amazon.com/jp/redshift
AWS のデータベースサービス担当副社長のラジュ・グラバニ(Raju Gulabani)は「Amazon Redshiftは、従来の10分の1ほどの価格で、高速で完全に管理されたペタバイト規模のスケールを持つデータ・ウェアハウジング・サービスを提供しており、AWSの歴史上、最速で成長しているサービスです。」と述べ、「私たちはAmazon Redshiftを利用しているお客様と積極的に協力しながら、彼らが事業の成長に向け、これまで手の届かなかった洞察を引き出す事例を目の当たりにしてきました。私たちは本日、1ノードあたりの料金を最大56%値下げすると同時に、ストレージに対するCPUとRAM、I/Oの比率を高めることでパフォーマンスの向上を実現し、より手軽にAmazon Redshiftが使える環境をお客様に提供します。」と述べています
Amazon Redshiftを利用するお客様は本日から、高密度コンピュートノードと高密度ストレージノードという2つの選択肢を手に入れることになります。高密度コンピュートノードはデータウェアハウスのデータ量が500GB未満のお客様のほか、データ量が500GB以上でパフォーマンスを重視するお客様にとって理想的なノードです。高密度コンピュートノードを使うことにより、お客様はストレージに対するCPUやメモリー、I/Oの使用率を最大限に高めながら、数百テラバイトまでの拡張が可能です。一方、パフォーマンスよりもさらなるコスト削減や拡張性を重視されるお客様は、より大規模な高密度ストレージノードをお使いいただくことで、圧縮されたユーザー・データでペタバイト以上にまでスケールアップすることが可能となります。クラスターサイズの拡張やノードタイプの変更は、APIまたはAWS マネジメントコンソールを通じて行うことができます。
Amazon Redshiftにより、クラスターのプロビジョニングを数分で行い、必要に応じて容易にクラスターのシャットダウンや再作成が可能になるため、お客様は生産および開発コストを劇的に引き下げることが可能です。2013年2月のサービス公開以来、Amazon Redshiftのお客様は開発、テスト、本番用途の何万というデータウェアハウスを構築し、そのサービスは広告、金融サービス、製造業、メディア、ヘルスケア、ソーシャルメディア、モバイル・アプリ、ゲームなど、さまざまな業界で使われています。このうち、フェンダー、ファイナンシャル・タイムズ、メディアマス、ナスダックOMX、ノキア、ピンタレストなどのお客様は現在、Amazon Redshiftをエンタープライズ・データウェアハウス、顧客生涯価値、クリックストリーム、トラフィック、ユーザー・エンゲージメント、オンライン広告に関する分析などに活用しています。
ピンボードにアイデアや計画を貼り付け、視覚的に管理できるWebツールを提供しているピンタレストのデータサイエンティストであるMohammad Shahangian氏は「ピンタレストでは、世界各地の数百万の人々のユーザーエクスペリエンスの把握と最適化のため、Webやモバイル上のピンや、ボード、位置など、数十億にも及ぶオブジェクトを分析しています。Amazon Redshiftは非常に大きな成果をもたらしてくれました。ビッグデータをより”小さなもの”に感じさせてくれたおかげで、私たちデータサイエンティストチームは膨大かつ急増するデータの中から必要なクエリーを処理できるようになりました。Amazon Redshiftは管理が簡単で、高密度ストレージと高密度コンピュートノードの双方ともに、コストやストレージ、パフォーマンスに対する私たちの要求に応えてくれています。」と述べています。
ギターの世界的製造大手のフェンダー・ミュージカル・インストゥルメンツ・コーポレーションCIOのMichael Spandau氏は「私たちは事業、複雑な製造現場、販売チャンネルを支援するため、分析の範囲を広げる必要があり、最小限の先行投資で私たちのデータとエンドユーザーに素早く対応できるソリューションを求めていました。Amazon Redshiftのおかげで、私たちはハードウェアのキャパシティ・プランニングを気にすることなく、必要なキャパシティでスタートすることができたほか、使った分だけ支払う形により先行投資コストの削減を実現しました。私たちが使用しているAmazon Redshiftの高密度ストレージクラスターは、高いパフォーマンスで必要なスキーマやクエリーを処理してくれました。」
お客様はAWS マネジメントコンソールまたはAWS コマンドラインインターフェイス(CLI)を使用しながら、Amazon Redshiftクラスターを起動することができます。Amazon Redshiftの高密度コンピュート、高密度ストレージノードは米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、欧州(アイルランド)、アジアパシフィック(シンガポール)、アジアパシフィック(シドニー)、アジアパシフィック(東京)の各リージョンでお使いいただけます。Amazon Redshiftの詳細については、以下のURLをご参照ください。 http://aws.amazon.com/jp/redshift
アマゾン ウェブ サービスについて
2006年にスタートしたアマゾンウェブ サービス(AWS)は、企業に対して不可欠なインフラをウェブサービスという方法で提供し始めました。これが今日、「クラウドコンピューティング」という名前で広く知られているものです。クラウドコンピューティング、そしてAWSがもたらすメリットとは、究極的には新しいビジネスモデルによって設備投資費を変動費に転換させる能力です。企業はもはや、何週間も何ヶ月も前からサーバなどのITリソースの購買計画を準備する必要はありません。AWSの利用によって、アマゾンの優れた専門能力と規模の経済効果を生かし、企業は必要なときにリソースを入手し、いち早く、かつ低コストで結果を出すことができます。今日、アマゾン ウェブ サービスは、信頼性と拡張性に富み低コストのインフラプラットフォームをクラウド上に構築し、世界190ヵ国以上の数十万社に及ぶ企業、政府・官公庁、スタートアップ企業のビジネスを支えています。AWSはAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)など、30以上の様々なサービスを提供しています。AWSのサービスは、米国、欧州、ブラジル、日本、シンガポール、オーストラリアおよび中国のデータセンター拠点を通じて利用可能です。
アマゾン・ドットコムについて
Amazon.com, Inc. (NASDAQ: AMZN)は、米国ワシントン州シアトル市を本拠地とするFortune 500企業です。1995年7月にwww上でサービスを開始し、地球上で最も豊富な商品セレクションを提供して今日に至っています。お客様がオンライン上で求められるあらゆるものを探し、発見でき、可能な限りの低価格で商品を提供する、地球上で最もお客様を大切にする企業であることを目指しています。Amazon.com とその他売り手は、書籍、映画、ミュージック&ゲーム、デジタル・ダウンロード、エレクトロニクス&コンピューター、ホーム&ガーデン用品、おもちゃ、キッズ&ベビー用品、食料品、アパレル、シューズ&ジュエリー、ヘルス&ビューティー用品、スポーツ&アウトドア用品、ツール、自動車および産業用品など何百万点にも及ぶユニークな新製品、再生品および中古製品を取り揃えています。
アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービスでは、アマゾンを支える技術基盤をベースとするクラウド上のインフラサービスを、あらゆる種類のビジネスに携わるデベロッパーのお客様が簡単に利用できるようにしています。 Kindle PaperwhiteはKindleの従来機と比較して、画素数が62%増、25%コントラストが鮮明なディスプレイを搭載しており、あらゆる明るさの下でも快適に読書ができる独自技術の内蔵型フロントライトを搭載しており、8週間持続可能なバッテリー、および薄くてコンパクトなデザインで、最も先進的な電子書籍リーダーです。 Kindle Fire HDは、鮮やかな独自のHD(ハイデフィニション)ディスプレイ、デュアルドライバ・ステレオスピーカー付ドルビーオーディオ、デュアルバンドのついたハイエンドノートブック並みのWi-Fi、デュアルアンテナおよびMIMO技術の採用により、ダウンロード速度で他のタブレットと比較して40%高速化。HDコンテンツでも余裕の大容量ストレージ、強力なプロセッサーとグ,ラフィックエンジンにより、快適なパフォーマンスを実現。 Amazonおよびそのアフィリエイトでは、 www.amazon.com, www.amazon.co.uk, www.amazon.de, www.amazon.co.jp, www.amazon.fr, www.amazon.ca, www.amazon.cn, www.amazon.it, www.amazon.es, www.amazon.com.br, www.amazon.in, www.amazon.com.mx, www.amazon.com.au 等のサイトを運営しています。特に断りのない限り、「Amazon.com」「当社」 「当社の」といった表現にはAmazon.com, Inc. とその子会社が含まれています。
本リリースは、米国1933年証券法第27条Aおよび米国1934年証券取引法第21条Eに規定される意味においての「将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)」に該当する記述が含まれています。実際の業績は経営予想と大きく異なる可能性があります。これら将来予想に関する記述は様々なリ スクおよび不確定要因により実績と異なる可能性があり、それらリスクおよび不確定要因には、競争、成長の管理、新たな商品、サービスおよび技術、営業結果 の変動可能性、国際的拡大、訴訟等法的手続および申し立ての結果、配送センターの最適化、季節的要因、取引契約、買収および戦略的提携、外国為替相場、システム中断、在庫、政府規制と課税、支払いならびに不正行為などが含まれます。その他Amazon.comの業績に影響する可能性のある事項については、最新のForm 10-Kのアニュアルレポートおよびそれ以降の提出文書など、同社が米国証券取引委員会(SEC)に提出している文書にも記述されています。
報道関係からのお問い合わせ先
野見山 祐子 PRマネージャー Amazon Web Services
Email: yukotac@amazon.co.jp