投稿日: Mar 23, 2017

Amazon AppStream 2.0 がストリーミングコストの最適化に役立つ Fleet Auto Scaling をサポートするようになりました。

Amazon AppStream 2.0 でスケーリングポリシーを設定して、フリートのサイズを自動的に拡大または縮小できるようになりました。スケーリングポリシーを使用すると、エンドユーザーにアプリケーションをストリーミングするための十分なキャパシティーをフリートで確保し、使用されていないインスタンスを自動的に削除してコストを減らすことができます。

フリートで実行中の各インスタンスは、一度に 1 人のユーザーのみが使用できます。つまり、フリートのサイズにより、アプリケーションにアクセスできる同時ユーザーの数が決まります。また、使用率の条件に基づいてフリートのサイズを制御できるようになりました。キャパシティーの使用率、利用可能なインスタンスの数、またはユーザーがストリーミングセッションを待機している時間に基づいて、フリートのサイズを変更するポリシーを設定できます。 

作成するポリシーごとに、追加または削除するインスタンスの数を指定することもできます。AppStream 2.0 コンソールで作成する新しい各フリートは、デフォルトのスケールアウトおよびスケールインポリシーで設定します。これらのポリシーはカスタマイズできます。既存のフリートがある場合は、新しいポリシーを作成できます。Fleet Auto Scaling ポリシーは、AppStream 2.0 コンソールの [Fleets] タブ、または AWS SDK を使用して設定できます。詳細については、「Amazon AppStream 2.0 の Fleet Auto Scaling」を参照してください。

AppStream 2.0 のスケーリングポリシーは、このサービスが利用できるすべての AWS リージョンで今すぐ利用可能です。AppStream 2.0 フリートへのスケーリングポリシーの追加に料金はかかりません。ただし、AppStream 2.0 フリートのスケーリングポリシーをトリガーするために作成、使用する各 CloudWatch アラームについては、CloudWatch の追加料金が発生する場合があります。詳細については、Amazon CloudWatch の料金をご覧ください。

AppStream 2.0 を初めて使用する場合は、ウェブサイトを参照して、インストール済みのアプリケーションを無料で試すことができます。