投稿日: Sep 19, 2017
本日より、Amazon AppStream 2.0 がストリーミングのコストを最適化するのに役立つ新しいタイプのフリートをサポートするようになりました。これにより、AppStream 2.0 ストリーミング環境の構築時に 2 つの異なるタイプからフリートを選べるようになりました。常時オンのフリートを使用すると、ユーザーはアプリケーションで瞬時オンになるアクセスを利用できるようになりますが、その場合は接続しているユーザーがいなくても、そのフリート内のインスタンスすべてにストリーミング料金が請求されます。オンデマンドのフリートを使用すると、ユーザーは最初のアプリケーションにアクセスする場合に多少の遅延を経験することになります。けれども、この場合はユーザーが接続している場合に限りインスタンスのストリーミング料金そして使用されていないフリート内のインスタンスに対し、少額の固定時間料金が請求されます。オンデマンドフリートでは、ユーザーのデマンド、モニタリング、アプリケーションの簡単な更新に基づき、フリートサイズを自動スケールするといった機能を使えるようにしながら、ストリーミングに掛かるコストを削減することができます。
AppStream 2.0 コンソールまたは AWS SDK を使用して新しいフリートを作成する時に、オンデマンドまたは常時オンのフリートタイプを選択できるようになりました。オンデマンドフリートを作成するには、2017 年 9 月 5 日またはそれ以降に作成した AWS が公開したイメージから構築したイメージを選択する必要があります。オンデマンドや常時オンのフリートタイプに関する詳細については「Amazon AppStream 2.0 のスタックとフリート (Amazon AppStream 2.0 Stacks and Fleets)」をご覧ください。
AppStream 2.0 が利用可能なすべての AWS リージョンで、本日より AppStream 2.0 オンデマンドフリートを作成することができます。AppStream 2.0 は従量課金制です。詳細については、Amazon AppStream 2.0 の料金表を参照してください。AppStream 2.0 を始めて使用する場合は AppStream 2.0 ウェブサイトを参照し、インストール済みのアプリケーションをお試しください。