投稿日: Feb 13, 2018
新たな AWS 大阪ローカルリージョンにより、
AWS 東京リージョン利用中のお客様が規制に対応するため、
より地理的に離れた場所に設置が必要なワークロードの設計を可能に
(シアトル発、2018 年 2 月12 日発表)Amazon.com, Inc. の関連会社である Amazon Web Services, Inc. は本日、AWS 大阪ローカルリージョンを開設し、日本におけるクラウドコンピューティングインフラストラクチャを拡充したことを発表しました。AWS ローカルリージョンは、単一のデータセンター内に耐障害性の高い独立したインフラを有し、既存の AWS リージョンを補完する新しいタイプのリージョンです。AWS 東京リージョンと一緒に、地理的に離れた AWS 大阪ローカルリージョンをご利用いただくことで、規制対応のためアベイラビリティーゾーン間をより地理的に離す必要のある、特定のアプリケーションの運用が可能になります。大阪ローカルリージョンの利用をご希望のお客様は、担当営業にご連絡いただくか、こちらのウェブフォームからお申込みください。
AWS 東京リージョンが開設した 2011 年から、お客様は、同リージョンの 4 つのアベイラビリティーゾーンを利用することで、いずれか 1 つのデータセンターで障害が発生した場合でも支障をきたさない、優れた耐障害性と高可用性を持つアプリケーション構築が可能になりました。AWS リージョンは、低遅延でハイスループットかつ高い堅牢性をもつネットワークにつながっている、地理的に分離され独立した複数のアベイラビリティーゾーンで構成されています。また、各アベイラビリティーゾーンは、独立した電源および冷却システム、物理的セキュリティを擁し、大容量な光ファイバーネットワークを通じて Amazon のグローバルバックボーンネットワークに接続しています。これらのアベイラビリティゾーンを利用することにより、お客様は、トラディショナルな単一もしくは複数からなるデータセンターのインフラストラクチャに比べて、より簡単かつ効率的に、高い可用性、耐障害性、拡張性を必要とする本番環境のアプリケーションやデータベースを設計・運用することができます。AWS 大阪ローカルリージョンは、当初、単一のアベイラビリティーゾーンのみを提供しますが、これはデータセンター間をこれまで以上に地理的に離すことで、特定のアプリケーションにおける規制に対応したいというお客様を支援するものです。
新たな大阪ローカルリージョンは、AWS の最初のローカルリージョンになります。AWS ローカルリージョンは、全 AWS リージョンと同じように、他の AWS リージョンから完全に独立し、リージョン内に独立した API エンドポイントを有します。AWS 大阪ローカルリージョンは、東京から 400 キロメートル離れた地点に位置しているため、AWS 東京リージョンから、さらに離れた場所に拡張可能なデータセンターが必要なお客様に適しています。大阪ローカルリージョンの開設により、AWS のグローバルインフラストラクチャは、53 のアベイラビリティーゾーン、18 の AWS リージョン、1 つのローカルリージョンで構成されることになります。AWS は世界中で継続的に AWS リージョンを開設しており、今後、2019 年初頭までにバーレーン、香港特別自治区、スウェーデン、米国第 2 の AWS GovCloud リージョンの 4 つのリージョンで 12 のアベイラビリティーゾーンを開設する予定をすでに発表しています。AWS リージョンおよびサービスに関しては、グローバル・インフラストラクチャ・ウェブページをご参照ください。
AWS 大阪ローカルリージョンは、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2), Amazon Simple Storage Service (Amazon S3), Amazon Relational Database Service (Amazon RDS), Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) を含む広範なサービスを提供します。
AWS 大阪ローカルリージョンの料金体系に関しては、AWS 製品およびサービス・ウェブページにある各サービスの詳細情報をご参照ください。
アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は 11 年の間に、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドプラットフォームになっています。AWS は、米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、ドイツ、インド、アイルランド、フランス、日本、韓国、シンガポールおよび英国の 18 の AWS リージョン、1 つのローカルリージョンと 53 のアベイラビリティーゾーン(AZ)で、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーキング、アナリティクス、マシンラーニング、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、アプリケーションディベロプメント、デプロイメントおよびマネージメントに関する 100 種類以上の十分な機能を有するサービスを提供しています。AWS のサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、および有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWS の詳細については以下の URL をご参照ください。https://aws.amazon.com/
Amazon.com について
Amazon.com は 4 つの理念を指針としています。競合他社ではなくお客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。カスタマーレビュー、1-Click 注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazon プライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾンウェブサービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa などは、Amazon が先駆けて提供している商品やサービスです。Amazon.com の詳細については以下の URL をご参照ください。http://www.amazon.com/about
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