投稿日: Mar 22, 2018
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) に統合サービスディスカバリーが加わり、コンテナ化したサービス同志がディスカバー、接続しやすくなりました。
以前は、サービスが互いにディスカバーして接続できるように、独自のサービスディスカバリーシステムを構成して実行するか、すべてのサービスをロードバランサーに接続する必要がありました。現在は、ECS コンソール、AWS CLI、または ECS API を使用して、コンテナ化したサービスのサービスディスカバリを簡単に選択できるようになりました。
Amazon ECS は、Route 53 Auto Naming API を使用してサービス名のレジストリを作成および管理します。名前は自動的に一連の DNS レコードにマップされるので、エイリアスでサービスを参照し、このエイリアスを実行時に自動的にサービスのエンドポイントに解決させることができます。ヘルスチェックの条件はサービスのタスク定義で指定でき、Amazon ECS はサービスルックアップが健全なサービスエンドポイントのみを返すようにします。
Amazon ECS サービスディスカバリを使用する場合、作成する各ネームスペースを含む、消費する Route 53 リソースと、サービスが行う検索クエリの料金がかかります。サービスのヘルスチェックは無償で提供されます。料金表の詳細は、文書を参照してください。 現在、サービスディスカバリを利用できるのは、awsvpc ネットワーキングモードで AWS Fargate または EC2 launch タイプを使用する Amazon ECS タスクです。
詳細については、Amazon ECS サービスディスカバリの文書を参照してください。
Amazon ECS サービスディスカバリは、Amazon ECS および Amazon Route 53 Auto Naming が使用できるすべての AWS リージョンで使用できます。これには、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) のリージョンが含まれます。AWS リージョンとサービスについて詳しくは、AWS グローバルリージョンテーブルを参照してください。