投稿日: Nov 19, 2018
本日、Amazon WorkMail で、送信メールのルールを使用して Lambda 関数をトリガーできるようになったことをお知らせいたします。Lambda と連携することにより、関数を活用して、組織内のコミュニケーションを分析することや、送信されたメッセージの監査証跡を記録すること、組織における感情その他のコミュニケーションパターンについてのインサイトを得ることなどが可能になります。また、送信されるメールに基づいて追加のカスタムアクションをトリガーすることもできます。例えば、Lambda 関数を使用して、E メール受信者に Amazon Chime やテキストメッセージなどの追加のコミュニケーションチャネル経由で、緊急の E メールが送信されたことを通知できます。
開始するには、AWS Lambda コンソールを使用して Lambda 関数を作成します。例えば、メトリクスを記録したり、追加のアクションをトリガーしたりする関数を作成します。その後、Amazon WorkMail コンソールから、組織の送信メールフロールールの設定で Lambda アクションを選択します。オプションで、ルールを適用する送信者や受信者を指定できます。Amazon WorkMail 組織からメールが送信された場合、Amazon WorkMail は受信者のリストと件名のテキストを Lambda 関数に渡します。より迅速に WorkMail 向け Lambda の使用を開始するには、まず Serverless Application Repository から WorkMail の Hello World 関数を実行してみてください。このテンプレート関数では、メールの送信時に毎回メトリクスを CloudWatch にパブリッシュする方法を確認できます。また、Lambda 関数をゼロから用意して、任意のプログラミング言語でカスタム機能を作成することもできます。最後に、Amazon WorkMail の他のお客様が使用できるように、Serverless Application Repository に自作の Lambda 関数をパブリッシュすることもできます。
現在、WorkMail 向け Lambda は、Amazon WorkMail が提供されているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。「Configuring AWS Lambda for Amazon WorkMail」をご覧いただき、今すぐお試しください。Amazon WorkMail の詳細、またはトライアルの開始については、Amazon WorkMail をご覧ください。