投稿日: Mar 28, 2019
Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility に論理レプリケーションのサポートが追加されました。論理レプリケーションを使用すると、ネイティブな PostgreSQL レプリケーションスロット、あるいは AWS Database Migration Service (DMS) などのデータレプリケーションツールを使用して、Aurora PostgreSQL データベースからほかのデータベースへデータの変更をレプリケーションできます。 論理レプリケーションは、PostgreSQL 10.6 と互換性のある Aurora PostgreSQL のバージョン 2.2.0 および 2.2.1 でサポートされます。
Aurora PostgreSQL で論理レプリケーションを有効化するには、インスタンス上で論理レプリケーションスロットを設定してください。これらのスロットを介してデータベースからの変更がストリーミングされます。これは、パラメータ rds.logical_replication を 1 に設定することで有効化されます。このパラメータは、Amazon RDS マネジメントコンソールで数クリックするだけで設定できます。デフォルトでマスターユーザーに割り当てられている rds_replication ロールを使用すると、レプリケーションスロットを通してデータを操作およびストリーミングするためのアクセス許可を付与できます。この機能によってさらに、Aurora PostgreSQL を AWS Database Migration Service (DMS) のソースとして使用することも可能になります。Aurora PostgreSQL での論理レプリケーションの使用についての詳細は Aurora のドキュメントをご覧ください。
Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。詳細については Amazon Aurora 製品ページ、利用可能なすべてのリージョンについては AWS リージョンの表を参照してください。