投稿日: Sep 22, 2022
Amazon FSx for Windows File Server は Windows Server に構築されたフルマネージド型ファイルストレージを提供するサービスです。今回、ファイルシステムのアクティビティの可視性を向上させる追加のパフォーマンスメトリクスと、パフォーマンスのインサイトとレコメンデーションを表示する拡張モニタリングダッシュボードが提供されるようになりました。 新しいメトリクスとダッシュボードを使用すると、ファイルシステムを適切なサイズに調整し、パフォーマンスとコストを最適化できます。
これまではパフォーマンスメトリクスを使用して、ファイルシステムが達成するスループットと IOPS を監視できていました。スループットと IOPS はほとんどのワークロードの主要なパフォーマンス特性ですが、今回、ファイルサーバーの CPU とメモリ使用量、ストレージディスクのスループットと IOPS など追加のパフォーマンスメトリクスを使用して、さらに幅広いワークロードでパフォーマンスとコストを把握して最適化できるようになりました。これらのワークロードには、SQL データベースなどの読み取り/書き込み集中型のワークロードや、定期的なレポートジョブなど変動的なパフォーマンスニーズを持つワークロードなどがあります。拡張モニタリングダッシュボードを使用すると、パフォーマンスのレコメンデーションを得られます。例えば、ワークロードがディスク I/O に制限されている場合、わずか数回のクリックでファイルシステムのディスク I/O パフォーマンスレベルを上げられます。
追加のパフォーマンスメトリクスと拡張モニタリングダッシュボードは、Amazon FSx が利用可能なすべての AWS リージョンと AWS GovCloud (米国) で、すべての新しいファイルシステムに対して追加料金なしで利用できます。既存のファイルシステムにおける新しいメトリクスとダッシュボードの対応は、今後数週間以内に予定されるメンテナンス期間中に行われる予定です。
詳細については、Amazon FSx for Windows File Server のユーザーガイドの Amazon CloudWatch によるモニタリングメトリクスをご覧ください。