投稿日: Jul 25, 2023
Amazon Chime SDK では、ストリーミングサービスに送信される動画や Amazon Simple Storage Service (S3) にキャプチャされた動画のレイアウトをカスタマイズするための追加オプションが提供されるようになりました。Amazon Chime SDK を使用すれば、開発者はリアルタイムでの音声、動画、画面共有を自身のウェブアプリケーションおよびモバイルアプリケーションに追加できます。本日より、ユースケースに合わせて合成レイアウトを横向きまたは縦向きに調整し、境界、アクティブスピーカーのハイライト、設定可能なアスペクト比、角の半径によって動画タイルを様式化する点での開発者の柔軟性が向上しました。
合成では、複数の動画ストリームを 1 つのビューにまとめ、ライブコネクタを使用して Amazon Interactive Video Streams (IVS)、Twitch、YouTube Live などのストリーミングサービスに送信できます。合成された動画を Amazon S3 にキャプチャして保存したり、さらに利用したりすることもできます。こうした新しいオプションにより、開発者はウェビナーやイベントのライブストリーミングなどのユースケースに合わせたエクスペリエンスを構築できます。たとえば、ウェビナーをライブストリーミングしているお客様は、プレゼンターのカスタマイズされた動画タイルを縦向きのレイアウトで使用することで、携帯電話での表示に合わせてエクスペリエンスを調整できます。
Amazon Chime SDK 合成 API は、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シンガポール)、欧州 (フランクフルト) の AWS リージョンで利用でき、メディア処理はすべてのメディアパイプラインリージョンで使用できます。