投稿日: Jul 27, 2023

Amazon Connect Customer Profiles でルールベースのアイデンティティ解決が可能になり、類似するプロファイルを照合したり統合したりできるようになりました。これにより、企業は正確な顧客情報を維持し、エージェントと自動化エクスペリエンスを利用してよりパーソナライズされたカスタマーサービスを実現できます。

企業は AWS マネジメントコンソールまたは API を使用して照合ルールと統合ルールを設定し、1 つ以上のプロファイル属性を比較することで類似する顧客レコードを特定できるようになりました。例えば、電話番号と姓が同じプロファイルを照合するルールを設定できます。データインジェスト中に、2 つの受信レコード {“John Doe”, “206-266-1000”} と {“John Doe”, “+1-206-266-1000”} が 1 つのプロファイルに統合されます。Customer Profiles の機械学習ベースのアイデンティティ解決に加えて照合ルールを使用することで、企業は複数のバージョンの顧客情報を 1 つのプロファイルに統合し、より高い精度を実現できます。重複するプロファイルを統合して削除することで、エージェントが顧客を特定して支援する際に、複数のレコードをスキャンするために必要な時間と労力を節約できます。

Amazon Connect Customer Profiles のルールベースのアイデンティティ解決は、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ロンドン) の各リージョンでご利用いただけます。

詳細については、API リファレンスガイドドキュメントをご覧いただくか、Amazon Connect ウェブサイトを参照してください。