投稿日: Jul 11, 2023
Amazon Location Service では、追跡対象デバイスの位置更新を Amazon EventBridge に公開できるようになりました。これにより、お客様は位置更新を活用して、追跡対象デバイスの物理的な位置に合わせた機能を提供できます。開発者は、デバイスの移動を地図上に表示するアプリケーションを作成したり、移動データを長期保存ストレージに保存して、資産の移動に関する洞察、予測分析、コンプライアンスなどの目的で使用したりすることができます。
Amazon Location Service を使用すると、追跡対象デバイスの現在と過去の位置情報を保存して取得できます。また、移動していないデバイスからの位置更新を除外して、コストを削減し、アプリケーション開発を簡素化できます。Amazon EventBridge との統合により、開発者は一度公開すれば、EventBridge ルールを使用してデバイス移動イベントをさらにフィルタリングし、1 つ以上のダウンストリームサービスにルーティングできます。たとえば、デリバリーアプリケーションを構築する開発者は、配達車両が移動した場合に、車両の位置をほぼリアルタイムで更新できます。さらに、人、乗り物、資産の移動に関連するパターン、傾向、行動を経時的に分析したいお客様は、デバイスの移動位置更新を S3 バケットなどの長期ストレージシステムに送信して、その後に処理や分析を行うことができます。
Amazon Location Service は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ストックホルム)、南米 (サンパウロ) の AWS リージョンでご利用いただけます。
詳細については、Amazon Location Service 開発者ガイドをご覧ください。