投稿日: Jul 17, 2023
Amazon Redshift が SELECT SQL ステートメントで QUALIFY 句をサポートするようになりました。これにより、サブクエリを使用せずにウィンドウ関数の結果にフィルタリング条件を適用できます。ウィンドウ関数の結果をフィルタリングすると、目的のデータセグメントに集中できるため、より効率的にデータから洞察を引き出すことができます。
Amazon Redshift は既に HAVING 句をサポートしており、QUALIFY 句はウィンドウ関数を含む分析クエリに特に役立ちます。QUALIFY 句を使用すると、定義済みのパーティションまたはウィンドウに基づいて、データの特定のサブセットに対して計算および分析を実行できます。ユーザーは 1 つのクエリでQUALIFY 句と HAVING 句の両方を使用できます。また、集約値や計算値など、通常の WHERE 句だけでは実行できない複雑なフィルタリング条件の適用も可能になります。
SELECT SQL ステートメントの QUALIFY 句は、Amazon Redshift が利用可能なすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで利用できます。詳細については、Amazon Redshift のデータベースの開発者ガイドをご覧ください。