投稿日: Jul 28, 2023
本日、Amazon Simple Queue Service (SQS) で、JSON プロトコルサポートのプレビューを発表しました。これにより、SQS をご利用のお客様のレイテンシーが短縮され、パフォーマンスが向上します。5 KB のメッセージペイロードに対する AWS パフォーマンステストでは、Amazon Simple Queue Service の JSON プロトコルによって、エンドツーエンドのメッセージ処理のレイテンシーが最大 23% 削減し、アプリケーションクライアント側の CPU とメモリの使用量も減少します。Amazon SQS は、完全マネージド型メッセージキューサービスで、マイクロサービス、分散システム、サーバーレスアプリケーションの疎結合化とスケーリングが可能です。
情報交換のパフォーマンスとアプリケーションの相互運用性を高めるため、従来の AWS Query プロトコルから JSON プロトコルに切り替えるお客様が増えています。Amazon SQS のお客様は、指定の AWS SDK バージョンを使用するとレイテンシーが短縮されるという利点が得られるようになりました。特定の SDK バージョンでは、SQS API リクエストを行う際にデフォルトの通信プロトコルを JSON ワイヤプロトコルにアップグレードすることで、レイテンシーが改善されています。
JSON プロトコルのプレビューは簡単に利用を開始できます。AWS SDK を指定の SDK バージョンにアップグレードするだけで JSON プロトコルを使用できます。お客様は SDK のバージョンを変更することで AWS Query プロトコルに戻すことができます。Amazon SQS の JSON プロトコルのプレビューに関する詳細については、AWS ドキュメントを参照してください。
SQS の JSON プロトコルサポートのプレビューは、Amazon SQS が利用可能なすべての AWS リージョンおよび一般提供されているすべての AWS SDK 言語バリアントでご利用いただけます。
SQS で JSON を使用するために指定の AWS SDK バージョンで使用開始する方法について詳しくは、AWS ドキュメントを参照してください。
AWS SDK の詳細については、Amazon の開発ツールに関する資料を参照してください。