投稿日: Aug 2, 2023
AWS Fargate for Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) では、ワークロードのエフェメラルストレージのサイズを最大 175 GiB まで設定できるようになりました。これにより、データ集約型ワークロードを抱えるお客様が AWS Fargate for Amazon EKS を利用できるようになります。AWS Fargate for Amazon EKS ではサーバーのプロビジョンと管理が不要で、アプリケーションごとにリソースを指定してその分のみ料金を支払うことができるだけでなく、設計段階からのアプリケーション分離によりセキュリティを強化します。
お客様は、ポッド仕様のストレージパラメータを使用して、ワークロードに必要なエフェメラルストレージのサイズ (GiB 単位) を指定できるようになりました。すべての EKS Fargate ポッドには 20 GiB のエフェメラルストレージが付属しています。リクエストされた追加のエフェメラルストレージ (最大 175 GB) は、ポッドの実行中に GB 単位で課金されます。 詳細については、Fargate の料金ページを参照してください。機械学習推論、データ処理、または大きなコンテナイメージなどのデータ集約型ワークロードを抱えるお客様は、AWS Fargate と Amazon EKS を組み合わせて使用することで、運用上の負担が軽減され、支払いはアプリケーションで使用したリソース分のみとなり、AWS Fargate に組み込まれているワークロード分離によるセキュリティ上のメリットも享受できるようになりました。
設定可能なエフェメラルストレージは、AWS Fargate for Amazon EKS が利用可能なすべてのリージョンで利用できます。リージョンごとに利用可能なサービスのリストについては、AWS リージョン別のサービスを参照してください。この機能は、Kubernetes バージョン 1.23 以降を使用するすべての Amazon EKS クラスターで使用できます。Amazon EKS を使用して AWS Fargate を使い始めるには、AWS Fargate を参照してください。