投稿日: Aug 23, 2023
本日より、最大 3.8 TB のローカル NVMe ベースの SSD ブロックレベルストレージを備えた Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) の C7gd、M7gd、R7gd インスタンスが欧州 (フランクフルト) リージョンでご利用いただけるようになりました。これらのインスタンスは、同等の Graviton2 ベースのインスタンスと比較して、リアルタイム NVMe ストレージのパフォーマンスが最大 45% 向上しています。この DDR5 メモリを搭載した Graviton3 ベースのインスタンスは、AWS Nitro System 上に構築されており、スクラッチスペース、一時ファイル、キャッシュ用のデータの一時的なストレージを必要とするものを含め、高速で低レイテンシーのローカルストレージにアクセスする必要のあるアプリケーションに最適です。C7gd インスタンスは、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC)、CPU ベースの機械学習 (ML) 推論、広告配信に適しています。M7gd インスタンスは、アプリケーションサーバー、マイクロサービス、ゲームサーバーなど、汎用ワークロードに適しています。R7gd インスタンスは、オープンソースデータベース、リアルタイムビッグデータ分析などのメモリ集中型ワークロードに適しています。
Graviton3 ベースのインスタンスでは、同等の EC2 インスタンスと比較して、同じパフォーマンスに使用するエネルギーが最大 60% 抑えられるため、クラウドにおけるカーボンフットプリントを削減できます。各インスタンスには 8 つのサイズがあります。これらのインスタンスでは、最大 30 Gbps のネットワーク帯域幅と、最大 20 Gbps の Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) への帯域幅を利用できます。16xlarge では、Elastic Fabric Adapter (EFA) ネットワークに対応しています。
これらのインスタンスは、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド、フランクフルト) の AWS リージョンでご利用いただけます。
詳細については、Amazon C7gd インスタンス、Amazon M7gd インスタンス、Amazon R7gd インスタンスをご覧ください。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールを参照してください。