投稿日: Aug 29, 2023

Amazon FSx for Lustre は、世界で最も普及している高性能ファイルシステムを簡単かつ費用対効果の高い方法で起動、実行、スケールできる完全マネージド型サービスであり、今回のリリースでプロジェクトクォータをサポートするようになりました。プロジェクトクォータを使用すると、ファイルシステム上の複数のファイルまたはディレクトリを 1 つのプロジェクトとしてグループ化し、プロジェクトごとにストレージ消費量を監視できます。プロジェクトクォータは、複数のプロジェクトを処理するファイルシステムを管理するストレージ管理者や、プロジェクトに割り当てられたストレージ容量が超えることがないように管理したい場合に最適です。

これまでは、ユーザークォータとグループクォータを使用して、ユーザーレベルとグループレベルのストレージ消費を設定および適用できました。プロジェクトクォータを使用すると、特定のプロジェクトで消費するファイル数またはストレージ容量に基づいて、ストレージ制限を設定および適用することもできます。プロジェクトクォータを超えた後にプロジェクトが追加のストレージを消費しないようにするハード制限を設定するか、ハード制限に変換する前にワークロードを完了するための猶予期間をユーザーに提供するソフト制限を設定できます。 

Lustre バージョン 2.15 で実行されるすべての Amazon FSx for Lustre ファイルシステムで、プロジェクトクォータのサポートが追加費用なしで利用できるようになりました。この新機能の詳細については、FSx for Lustre のドキュメントをご覧ください。