投稿日: Aug 9, 2023
Windows Server 上に構築された完全マネージド型のファイルストレージを提供するサービスである Amazon FSx for Windows File Server で、ファイルシステムごとの最大スループットが 2 GB/秒から 12 GB/秒に、1 秒あたりの最大 I/O オペレーション (IOPS) が 80,000 から 350,000 にそれぞれ引き上げられ、より広範な高いパフォーマンスが要求されるワークロードが可能になりました。
すべての Amazon FSx for Windows ファイルシステムには、ファイルシステムをホストしている Windows ファイルサーバーがファイルデータを提供できる速度を決定するスループットキャパシティがあり、これまでは 32 MB/秒から 2 GB/秒までの範囲のスループットキャパシティレベルを選択できました。今回のリリースにより、スループットキャパシティを 4 つの追加レベル (最大 12 GB/秒) から選択でき、ファイルシステムの作成またはスケーリング時にディスク IOPS もそれに応じて高レベル (最大 350,000) から選択できるようになりました。より高いスループットキャパシティレベルを使用すると、メディア処理、クラウドビデオ編集、データベースアプリケーション、データ分析、仮想デスクトップインフラストラクチャ (VDI) など、より広範な高いパフォーマンスが要求されるワークロードを実行して結果が得られるまでの時間を短縮できます。
新しいスループットキャパシティレベルは、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国東部 (オハイオ)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール) の AWS リージョンのすべての新しいファイルシステムで利用できるようになりました。 これらのリージョンの既存のファイルシステムは、近日実行されるメンテナンスウィンドウ中に更新され、新しいスループットキャパシティレベルへのスケーリングが可能になります。