投稿日: Aug 2, 2023
本日より、Amazon Relational Database Service (RDS) for Oracle は、シングルテナント構成で実行されるマルチテナントコンテナデータベース (CDB) アーキテクチャのインスタンス用のリードレプリカとマウントされたレプリカをサポートします。Amazon RDS for Oracle レプリカは Oracle Data Guard の設定を完全に管理し、プライマリ DB インスタンスと同じ AWS リージョンまたは異なる AWS リージョンでレプリカを作成および管理します。
今回の発表により、使い慣れたリードレプリカとマウントされたレプリカを CDB インスタンスに活用できるようになりました。リードレプリカを使用すると、Oracle Active Data Guard テクノロジーと必要なライセンスを活用することにより、RDS for Oracle のお客様は、読み取りワークロードをプライマリ DB インスタンスからオフロードできます。また、最大 5 つのリードレプリカのファームにわたる読み取りワークロードのスケーラビリティもサポートされます。マウントされたレプリカでは、レプリケーション中にレプリカへの読み取りアクセスができず、Active Data Guard のライセンスは必要ありません。リードレプリカとマウントされたレプリカを使用すると、プライマリ DB インスタンスに障害が発生した場合に、特定のレプリカを新しいスタンドアロンデータベースとして昇格させることができるため、データの可用性が向上します。レプリカは、ディザスタリカバリテストを目的として、Data Guard スイッチオーバーに参加させることもできます。
リードレプリカは、標準 DB インスタンスと同じ料金で請求されます。レプリカは、Oracle Database バージョン 19c および 21c のエンタープライズエディションを実行しているお客様が利用できます。
RDS for Oracle レプリカの使用方法の詳細については、Oracle レプリカのドキュメントページを参照してください。最新の料金および利用できるリージョンについては、Amazon RDS for Oracle の料金を参照してください。