投稿日: Aug 15, 2023
Precisely を使用した AWS Mainframe Modernization データレプリケーションの一般公開を発表いたします。この機能を使用すると、Precisely で提供されるデータレプリケーションを活用して、混成のソースデータベースとターゲットデータベースをサポートしながら、メインフレームデータを AWS クラウドにほぼリアルタイムでレプリケーションできるようになります。変更データキャプチャ (CDC) によりデータ変更をメインフレームのデータストアから Amazon Aurora や Amazon RDS などの AWS データベースサービスに動的にレプリケートする、耐障害性に優れた高性能のデータパイプラインが構築されます。その結果として企業は、メインフレームアプリケーションを移行しつつ、データ処理の負荷の軽減、新しいビジネスの機能やチャネルの構築、AWS クラウド上の分析、ML、AI を利用したビジネスインサイトとビジネスインテリジェンスの活用によりそのアプリケーションを強化できるので、最新化を加速し、コスト削減、俊敏性、イノベーションを実現できます。
AWS Mainframe Modernization データレプリケーションによって実現するユースケースは次のとおりです。
- AWS クラウド上でメインフレームアプリケーションをモダナイズするために本番稼働に切り替える際に、ダウンタイムがほぼゼロでデータ損失もない
- AWS クラウド上のデータウェアハウス、データレイク、データマートにレプリケートされたメインフレームデータに基づくクラウドベースのレポート作成、分析、ML、AI
- AWS クラウドにレプリケートされたメインフレームデータに基づく新しいビジネス機能、ビジネスチャネル、ビジネスサービスによるイノベーション
- AWS クラウド上のテスト環境とテストデータを使用した、移行後のメインフレームアプリケーションに対する同等性のテスト
AWS Mainframe Modernization データレプリケーションを採用する際には、AWS 営業担当者にお問い合わせください。詳細については、AWS Mainframe Modernization サービスの製品ページを参照してください。