投稿日: Aug 21, 2023
AWS PrivateLink VPC エンドポイントの IP アドレスを選択できるようになりました。AWS PrivateLink はフルマネージド型のプライベート接続サービスで、ネットワークトラフィックを非公開にしたまま、AWS のサービスと、AWS でホストされているサードパーティサービスや社内のエンタープライズサービスを含むサービスを共有し、安全かつスケーラブルな方法でアクセスできるようになります。
これまでは、VPC エンドポイントには作成時にランダムな IP が割り当てられていました。このたび、「インターフェイス」タイプの VPC エンドポイントに割り当てられる IPv4 アドレスと IPv6 アドレスを選択できるようになりました。IP アドレスは、エンドポイントが配置されている VPC の CIDR 範囲に属し、使用できる必要があります。この機能強化により、VPC エンドポイントへの IP 割り当てを制御できるため、IP 許可リスト制御によって保護されている従来の、特にオンプレミスのワークロードの管理を簡素化できます。また、複数の VPC にまたがる VPC エンドポイントに統一された IP アドレスのセットを割り当てることができるため、オンプレミスファイアウォールの管理が簡単になります。
VPC エンドポイントのユーザー定義 IP は、すべての商用の AWS リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで利用でき、VPC コンソール、CLI、SDK からアクセスできます。詳細については、Amazon VPC デベロッパーガイドの AWS Privatelink をご覧ください。