投稿日: Aug 22, 2023
本日より、Amazon EC2 M7i インスタンスと M7i-flex インスタンスを休止状態にできるようになりました。休止機能を使用すると、インスタンスを一時停止し、保存した状態から後で再開できるようになるため、利便性が向上します。休止機能を使用すると、アプリケーションは中断したところから再開されます。休止機能を使用すれば、事前ウォーミング済みのインスタンスを維持することで、既存のアプリケーションを修正することなく、より迅速に稼働状態に入ることができます。
休止の際、インスタンスの EBS ルートボリュームおよびその他のアタッチされた EBS データボリュームはディスクに保存されます。メモリ (RAM) のデータは EBS ルートボリュームに保存されます。休止状態のインスタンスが再開されると、EBS ルートボリュームは、RAM の状態および以前にアタッチされていたデータボリュームと共に、以前の状態から復元されます。
休止機能は、Amazon Linux、Amazon Linux 2、Ubuntu 16.04 と 18.04 LTS、および Windows Server 2012、2012R2、2016、2019 を実行しているさまざまなインスタンスファミリーのオンデマンドインスタンスとリザーブドインスタンスで利用できます。Windows の場合、休止機能がサポートされるのは、RAM が最大で 16 GB のインスタンスまでです。他のオペレーティングシステムの場合、休止機能がサポートされるのは RAM が 150 GB 未満のインスタンスです。休止機能は、EC2 を利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。
休止機能は、AWS CloudFormation、AWS マネジメントコンソール、AWS SDK、AWS Tools for PowerShell、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) を通してご利用いただけます。EC2 インスタンスの休止機能を有効にする方法については、休止機能に関する FAQ、ユーザーガイド、休止機能の前提条件ガイドをご覧ください。