投稿日: Sep 6, 2023
本日より、AWS Graviton2 プロセッサを搭載した Amazon EC2 の C6gd インスタンスと R6gd インスタンスが、AWS GovCloud (米国西部) リージョンで利用できるようになりました。これらのインスタンスは AWS Graviton2 プロセッサを搭載しており、AWS Nitro System 上に構築されています。Nitro System には AWS が設計したハードウェアとソフトウェアのイノベーションが結実しており、分離型マルチテナンシー、プライベートネットワーキング、高速ローカルストレージを備えた効率的かつ柔軟で安全なクラウドサービスを提供します。
C6gd インスタンスは、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC)、バッチ処理、CPU ベースの機械学習推論などのコンピューティングを多用するワークロードに最適です。R6gd インスタンスは、オープンソースデータベース、インメモリキャッシュ、リアルタイムビッグデータ分析などのメモリを多用するワークロード向けに開発されています。これらのインスタンスで提供されるローカル SSD ストレージは、高速で低レイテンシーのストレージへのアクセスが必要なアプリケーション、バッチやログ処理などのデータの一時的なストレージ、および高速キャッシュとスクラッチファイルに役立ちます。これらのインスタンスでは最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅と最大 19 Gbps の Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) 帯域幅を利用できます。C6gd インスタンスと R6gd インスタンスには、最大 3.8 TB の NVMe ベースの SSD ストレージが用意されています。
インスタンスの詳細については、Amazon EC2 の C6gd および R6gd をご覧ください。AWS Graviton2 ベースのインスタンスの利用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、AWS SDK にアクセスしてください。