投稿日: Sep 7, 2023
AWS は本日、メモリが最適化され、高い CPU パフォーマンスを備えた Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) R7iz インスタンスの一般提供を開始しました。R7iz インスタンスは、全コアターボの周波数を 3.9 GHz で持続可能な、クラウド内で最速の第 4 世代 Intel Xeon スケーラブルベース (Sapphire Rapids) のインスタンスです。前世代の z1d インスタンスと比較して、最大 20% 高いパフォーマンスを実現します。今回の新しいインスタンスは AWS Nitro System 上に構築されています。Nitro System には AWS が設計したハードウェアとソフトウェアのイノベーションが結実しており、分離型マルチテナンシー、プライベートネットワーキング、高速ローカルストレージを使用して、効率的かつ柔軟でセキュリティを強化したクラウドサービスを提供します。R7iz インスタンスは、高いコンピューティングパフォーマンスと大きなメモリフットプリントの組み合わせが必要なワークロードに最適です。ユースケースには、フロントエンドの Electronic Design Automation (EDA)、コア単位のライセンス料が高額なリレーショナルデータベース、金融、保険統計、データ分析シミュレーションなどがあります。
R7iz インスタンスは、大容量のメモリと高いスケーラビリティを実現するため最大 128 基の vCPU と最大 1,024 GiB のメモリを搭載し、8 つのサイズをご用意しています。また、DDR5 メモリを使用し、同程度の高周波数インスタンスよりも最大 2.4 倍高いメモリ帯域幅を提供します。ネットワーク通信速度は、最大で 50 Gbps、Amazon Elastic Block Store (EBS) 帯域幅は 40 Gbps です。
このインスタンスはいずれも、米国東部 (バージニア北部) と米国西部 (オレゴン) の AWS リージョンでご利用いただけます。
詳細については、Amazon EC2 R7iz インスタンスをご覧ください。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、AWS SDK のいずれかにアクセスしてください。