投稿日: Sep 12, 2023

Amazon Redshift を使用すると、組織全体の共有データに対するアクセス権限を AWS Lake Formation で一元管理できます。Amazon Redshift では、AWS リージョン間のライブデータの共有が既にサポートされています。今回、AWS Lake Formation によるクロスリージョンデータ共有のサポートが Amazon Redshift に追加されました。これにより、Amazon Redshift データ共有の AWS Lake Formation の権限を一元的に定義できるようになり、データ共有内にあるオブジェクトへのユーザーアクセスを制限できるようになりました。

AWS Lake Formation によって管理される Amazon Redshift のクロスリージョンデータ共有を使用すると、Redshift データ共有内のテーブルとビューに対する権限を、Lake Formation API と AWS コンソールを使用して表示、変更、監査できます。また、異なる AWS リージョンにある他の Redshift データウェアハウスで Redshift データ共有を検出して使用することもできます。AWS Lake Formation では、Redshift データ共有で共有されているテーブルへのテーブルレベル、列レベル、行レベルでのアクセス権といった、きめ細かい権限管理を行うことができます。

AWS Lake Formation による Amazon Redshift のクロスリージョンデータ共有が利用可能な AWS リージョンは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)、欧州 (ロンドン)、欧州 (フランクフルト)、南米 (サンパウロ)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (ムンバイ)、カナダ (中部)、米国西部 (北カリフォルニア) です。詳細については、Amazon Redshift の管理ガイドをご覧ください。