投稿日: Sep 20, 2023

AWS Cloud Map は、サービスのリビジョンを取得するための新しい API を導入します。これにより、アプリケーションによるクラウドリソースの状態の更新がリソース変更時のみに限定されるため、検出トラフィックと API コストを最小限に抑えることができます。AWS Cloud Map では、Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) タスク、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンス、Amazon DynamoDB テーブル、その他のクラウドリソースなどのアプリケーションリソースのカスタム名を定義できます。その後、AWS SDK と認証済み API 呼び出しを使用し、このカスタム名を使用して、アプリケーションからクラウドリソースの場所とメタデータを検出することができます。

AWS Cloud Map の既存の DiscoverInstances API は、登録済みのクラウドリソースに関するすべての情報を返しますが、DiscoverInstancesRevision という新しい API 呼び出しはリビジョン番号のみを返します。アプリケーションが依存するクラウドリソースの状態を常に最新に保つために、リビジョン番号のみを返す軽量の API 呼び出しを行うことができるようになりました。次に、それをクラウドリソースの全リストのリビジョンと比較し、リビジョンが変更されていない場合は DiscoverInstances API を再度呼び出さないようにすることができます。これにより、ネットワークトラフィックが減少し、アプリケーションを最適化し、サービス検出に関連するコストを削減できます。

詳細については、AWS Cloud Map のドキュメントをご覧ください。AWS Cloud Map をご利用いただけるすべてのリージョンを確認するには、AWS リージョン表をご覧ください。