投稿日: Sep 29, 2023

本日、AWS IoT Core for LoRaWAN は、LoRaWAN ベースのモノのインターネット (IoT) デバイスに対するパブリックネットワークサポートの一般提供を開始したことを発表しました。今回の更新により、プライベートな LoRaWAN ネットワークをデプロイして運用しなくても、LoRaWAN ネットワークオペレーターである Everynet が提供する公開されている LoRaWAN ネットワークを使用して、LoRaWAN デバイスをクラウドに接続できるようになりました。パブリック LoRaWAN ネットワークはサービスとして提供され、Everynet によって運営されています。このパブリックネットワークのサポートを追加することで、お客様は AWS コンソール内から Everynet のネットワークを選択することができます。 

AWS IoT Core for LoRaWAN は、フルマネージド LoRaWAN ネットワークサーバーであり、省電力長距離広域ネットワーク (LoRaWAN) テクノロジーを使用するワイヤレスデバイスをクラウドに接続できるようにします。新しい統合により、Everynet が提供する既存のパブリックネットワークを使用して LoRaWAN デバイスをクラウドに接続し、開発コストと時間を節約できます。AWS IoT Core for LoRaWAN にパブリック LoRaWAN ネットワークのサポートを含めることで、パブリックネットワークの使用を開始するためにサードパーティのネットワークプロバイダーとやり取りする必要がなくなり、AWS 請求システムを通じてネットワークサブスクリプションコストを管理できます。

AWS IoT Core for LoRaWAN は、米国と英国における Everynet のネットワークカバレッジをサポートするようになりました。この機能は、AWS IoT Core for LoRaWAN が利用可能なすべてのリージョンで利用できます。この機能の詳細については、開発者ガイドをご覧ください。