投稿日: Sep 27, 2023

本日より、AWS Systems Manager の OpsCenter 機能で、ほとんどの未解決の運用上の問題 (OpsItems) があるリソースを自動的に識別する新しいインサイトが提供されます。このインサイトは、イベントのノイズをカットするのに役立つので、お客様は最も問題が発生しやすいリソースの修正に注力できるようになります。

OpsCenter の Operational Insights 機能は、関連する運用上の問題をグループ化してインサイトにします。OpsCenter は、重複した運用項目や特にノイズの多いイベントソースを検出すると、インサイトを生成します。本日より、OpsCenter はほとんどの運用上の問題を経験しているリソースに関するインサイトも生成します。たとえば、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスに未解決の運用上の問題が多数ある場合、そのインスタンスにはフラグが付けられ、OpsCenter の [Summary] タブに表示されます。このインサイトにより、イベントのノイズをカットし、オペレーターの注意が必要なリソースに優先順位を付けることで、運用効率が向上します。また、運用上のすべての問題が 1 か所にまとめられるので、フラグが立てられたリソースを全体的に調査でき、修復の向上にもつながります。識別されたリソースごとに、インサイトの説明、未解決の運用上の問題の数、問題を参照するためのリンク、該当する対応が取られた後に問題を一括で解決するための推奨アクションを確認できます。OpsCenter の Operational Insights 機能は、AWS Systems Manager が提供されているすべてのリージョンで利用できます。

Operational Insights を有効にするには、Systems Manager の左側のナビゲーションメニューから OpsCenter を選択し、[設定] ページに移動して、[Operational Insights] セクションの下の [可能にする] を選択します。詳細については、以下のリソースを参照してください。