投稿日: Sep 18, 2023

コンテナワークロードをホストするために設計された Linux ベースのオペレーティングシステムである Bottlerocket は、Linux カーネルのバージョン 6.1 を採用した新しい ECS 最適化 AMI を発表しました。Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) で Bottlerocket を使用しているお客様は、この新しい AMI で提供される追加機能に加えて、必要な Bottlerocket AMI を Amazon ECS コンソールから直接指定するオプションを利用できるようになりました。

新しいカーネルに加えて、新しい Bottlerocket AMI には、セキュリティを強化し (ブート時に実行されるすべてのバイナリが署名済みであることを確認するセキュアブート)、リソース管理を強化する (cgroups v2 のサポートおよびカーネルコマンドラインパラメータの指定のサポート) 一連の新機能が含まれています。AMI は、AppMeshECS Exec、およびデータパーティションでの XFS の使用など、2023 年 5 月以降に Bottlerocket に追加された機能もすべてサポートしています。

ECS コンソールからも、直接さまざまな Bottlerocket AMI を選択できるようになりました。使用可能なオプションには、Bottlerocket x86_64、Bottlerocket arm64、Bottlerocket GPU x86_64、Bottlerocket GPU arm64 が含まれます。ECS 用 Bottlerocket AMI の詳細については、ECS のドキュメントを参照してください。

Bottlerocket の詳細については、AWS 製品ページと Bottlerocket の GitHub リポジトリをご覧ください。サポートについては、AWS の担当者経由で行っていただくか、GitHub で新しい Issue を作成して Bottlerocket チームに連絡してください。