投稿日: Sep 12, 2023
コスト異常検出は、異常な支出パターンを継続的にモニタリングおよび検出してアラートを送信する、機械学習を活用したサービスです。本日より、管理アカウントを持つコスト異常検出ユーザーは、最大 500 個のカスタム異常モニタを作成してアカウントの支出を追跡できるようになりました。カスタム異常モニタを使用すると、連結アカウント、コスト配分タグ、コストカテゴリのいずれかに基づいて AWS の支出を追跡できます。
これまで、管理アカウントを持つユーザーは、連結アカウント、コスト配分タグ、コストカテゴリに基づき支出を追跡するカスタム異常モニタを最大 100 個作成することができました。多くのお客様にはこの上限で十分ですが、大きな組織では、アカウントやリソースの複雑な構造を追跡するためにより多くの異常モニタが必要となる場合があります。今回の上限拡張により、組織全体のコスト異常をより適切にモニタリングできるようになり、急激な支出増加や請求によるショックを防ぐことができるようになりました。お客様は、これまでと同じくご自身のアカウントで AWS のサービスモニタを 1 つ実行できるため、全部で 501 個の異常モニタを利用できます。
カスタム異常モニタ数の拡張は、GovCloud を除くすべての AWS 商用リージョンに適用されます。 コスト異常検出を有効にするには、AWS コスト管理コンソールにアクセスするか、「異常検出をセットアップする」で詳細をご確認ください。 コスト異常検出は追加費用なしで使用を開始できます。詳細については、コスト異常検出のドキュメントを参照してください。