投稿日: Sep 28, 2023
Amazon QuickSight のお客様は、新しい生成系ビジネスインテリジェンス (BI) 機能 3 つのプレビュー版を利用できるようになりました。まず、QuickSight を使用するビジネスアナリストは、表示対象を自然言語で指定して可視化を実行できるようになりました。例えば、「2023 年の注文数を都市別に地図として表示する」と入力すると、2023 年を条件に絞り込まれた「注文数」で自動構成された地図のビジュアルが即座に表示されます。2 番目に、ビジネスアナリストは求めている結果を自然言語で指定して複雑な計算式を数秒で作成できるようになりました。高度な計算構文を探したり実験したりする必要はありません。3 番目に、ダッシュボードで可視化されたビジュアルは、自然言語のプロンプトを使用して調整できるようになりました。これによって、従来は BI ツールにありがちな面倒なポイントアンドクリック操作が不要になります。
2023 年の AWS Summit ニューヨークで発表されたこれらの新しい生成系 BI 機能は、Amazon QuickSight Q における生成系人工知能 (AI) の初期のイノベーションを基盤としています。2020 年以降、ビジネスユーザーは QuickSight Q で自然言語を使用してデータについて質問できるようになったため、SQL クエリを記述したり BI ツールを習得したりする必要がなくなりました。QuickSight の生成系 BI は Amazon Bedrock を使用しています。Amazon Bedrock は、さまざまなタスクに適した幅広い大規模言語モデル (LLM) を提供します。また、データを AWS 環境内に安全に保持します。
生成系 BI ダッシュボードのこうした新しいオーサリング機能は、米国東部 (バージニア北部) および米国西部 (オレゴン) の各 AWS リージョンで Amazon QuickSight Q 利用者にプレビュー版として提供されています。
詳細については、AWS Business Intelligence Blog を参照してください。