投稿日: Sep 12, 2023
AWS から、Amazon EC2 R7a インスタンスの一般提供が開始されたことをお知らせいたします。R7a インスタンスは、最大周波数が 3.7 GHz の第 4 世代 AMD EPYC プロセッサ (コードネーム Genoa) を搭載しており、R6a インスタンスと比較して最大 50% 高いパフォーマンスを発揮します。
R7a インスタンスは SAP 認定を受けており、AVX-512、VNNI、bfloat16 などの新しいプロセッサ機能を備えています。メモリ内のデータへの高速アクセスを可能にする Double Data Rate 5 (DDR5) メモリと、R6a インスタンスよりも 2.25 倍優れたメモリ帯域幅を備えているため、これらのインスタンスはレイテンシーの影響を受けやすいワークロードにも理想的です。さらに、これらのインスタンスは、AMD のセキュアメモリ暗号化 (SME) による常時メモリ暗号化をサポートしています。R7a インスタンスには、medium から 48xlarge まで 11 種類のサイズが用意されています。これらのインスタンスは、AWS Nitro System 上に構築されており、SQL データベースや NoSQL データベース、ウェブ規模の分散型インメモリキャッシュ、インメモリデータベース、リアルタイムのビッグデータ分析、Electronic Design Automation (EDA) アプリケーションのように、高いパフォーマンスを必要とし、メモリを大量に消費するワークロードに最適です。
R7a インスタンスは、本日より、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) の各 AWS リージョンで一般提供が開始されます。R7a インスタンスは、オンデマンド、リザーブド、スポットの各インスタンスと Savings Plans でご利用いただけます。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、AWS SDK にアクセスしてください。詳細については、「R7a インスタンス」を参照してください。