投稿日: Oct 26, 2023
本日、AWS は Microsoft Windows サーバーオペレーティングシステムを使用した Amazon AppStream 2.0 フリートのマルチセッション機能を発表しました。この新機能により、IT 管理者は単一の AppStream 2.0 インスタンスで複数のエンドユーザーセッションをホストしてインスタンスリソースをより有効に活用できるようになります。
マルチセッション機能では特定の AppStream 2.0 インスタンスに関連するコンピューティング、メモリ、ストレージのリソースを複数のユーザーが共有できるため、1 対 1 のユーザーインスタンス構成と比較してリソース使用率が向上し、ユーザー 1 人あたりの運用コストが削減されます。さらに、IT 管理者は各インスタンスのユーザー数を調整でき、このことはパフォーマンスとリソース使用率を最適化して「微調整」するのに役立ちます。AppStream 2.0 のマルチセッションフリートでは、使用可能なリソースをユーザーの需要と照合し、基盤となるリソースの使用状況を追跡するための、自動スケーリングおよびパフォーマンスモニタリング機能が初期状態でサポートされています。
AppStream 2.0 マルチセッションインスタンスをセットアップするには、クラウドインスタンスタイプ、オペレーティングシステムイメージ、単一インスタンスでのユーザーセッション数を指定して、マルチセッション機能を備えた AppStream 2.0 AlwaysOn または OnDemand フリートを作成するだけです。マルチセッションストリーミングインスタンスは、時間単位で課金されます。詳細については、Amazon AppStream 2.0 の料金をご参照ください。マルチセッションフリートは、AppStream 2.0 が提供されているすべての AWS リージョンで利用できます。
使用を開始するには、Amazon AppStream 2.0 管理者ガイドの「フリートを作成する」を参照してください。