投稿日: Oct 13, 2023

本日より、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) の M6in および M6idn インスタンスが、欧州 (ストックホルム) と アジアパシフィック (シドニー) の AWS リージョンで利用可能になりました。第 6 世代のネットワーク最適化インスタンスは、第 3 世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサを搭載し、AWS Nitro System に構築され、最大 200 Gbps のネットワーク帯域幅を提供し、同等の第 5 世代インスタンスに比べて 2 倍のネットワーク帯域幅と最大 2 倍のパケット処理パフォーマンスを実現します。M6in および M6idn インスタンスを使用して、高性能ファイルシステム、分散型ウェブスケールのインメモリキャッシュ、キャッシュフリート、リアルタイムのビッグデータ分析、5G User Plane Function (UPF) のような通信アプリケーションなど、ネットワーク集約型ワークロードのパフォーマンスとスループットをスケールできます。

M6in および M6idn インスタンスには、メタルを含め 10 種類のインスタンスサイズが用意されており、最大 128 個の vCPU と 512 GiB のメモリが搭載されています。また、これらのインスタンスは、Amazon Elastic Block Store (EBS) で最大 80 Gbps の帯域幅と最大 350K IOPS を提供します。これは、EC2 インスタンスのなかでは最もパフォーマンスが高い Amazon EBS となります。M6in および M6idn インスタンスは、32xlarge およびメタルサイズでの Elastic Fabric Adapter (EFA) ネットワークをサポートしています。M6idn インスタンスは、最大 7.6 TB の高速かつ低レイテンシーのインスタンスストレージを提供します。

今回のリージョン拡大に伴い、M6in および M6idn インスタンスは、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部、オレゴン)、欧州 (アイルランド、フランクフルト、ストックホルム)、アジアパシフィック (シンガポール、東京、シドニー)、および AWS GovCloud (米国西部) の各 AWS リージョンでご利用いただけるようになりました。新しいインスタンスは、Savings Plans、リザーブドインスタンス、オンデマンドインスタンス、スポットインスタンスで購入できます。詳細については、M6in と M6idn のインスタンスのページをご覧ください。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールAWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)AWS SDK のいずれかにアクセスしてください。