投稿日: Oct 26, 2023
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) ブルー/グリーンデプロイでは、お使いの Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディションと Amazon RDS for PostgreSQL データベースの更新をより安全、シンプル、高速に行うことができるようになりました。ブルー/グリーンデプロイの特徴は、PostgreSQL コミュニティの論理レプリケーションを使用して、本番環境の変更をデプロイしてテストできるフルマネージドなステージング環境を、現在の本番データベースを安全に保ちながら作成できることです。数回クリックするだけで、ステージング環境をわずか 1 分で新しい本番システムに昇格できます。データが損失することもアプリケーションを変更してデータベースエンドポイントを切り替える必要もありません。
Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイを使用して、メジャーバージョンのデータベースエンジンのアップグレード、スキーマの変更、メンテナンスの更新、インスタンスのスケーリングなどの変更を本番環境にデプロイします。ブルー/グリーンデプロイは組み込みのスイッチオーバーガードレールを使用します。これにより、ダウンタイムが最大許容範囲を超過した場合や、レプリケーションエラーが検出された場合、またはインスタンスヘルスチェックのエラーが特定された場合、ステージング環境の昇格はタイムアウトします。
Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイは、AWS GovCloud (米国) リージョンを含む該当するすべての AWS リージョンにおいて、バージョン 11.21 以降、12.16 以降、13.12 以降、14.9 以降、15.4 以降の Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディションと Amazon RDS for PostgreSQL で利用できます。Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイは、Amazon Aurora MySQL 互換エディション 5.6 以降、Amazon RDS for MySQL 5.7 以降、Amazon RDS for MariaDB 10.3 以降でも利用可能です。
数回のクリックで、Amazon RDS コンソールで Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイを使用し、データベースを更新できます。ブルー/グリーンデプロイの詳細については、Amazon RDS の特徴のページと AWS ブログを参照してください。