投稿日: Oct 19, 2023
本日より、Route 53 の地理的近接性ルーティングを、Route 53 トラフィックフローの AWS Local Zones と一緒に使用して、最寄りのローカルゾーンで実行されているアプリケーションに接続するエンドユーザーのレイテンシーを短縮できるようになりました。このリリースにより、ローカルゾーンインフラストラクチャと同じ地理的領域内でトラフィックをルーティングして、レイテンシーの影響を受けやすいワークロードのアプリケーションパフォーマンスを向上させることができるようになります。
オンラインゲーム、メディアとエンターテインメント、医療、公共部門は、低レイテンシーの要件、ローカルデータ処理、データレジデンシーの設定が求められる業界の一部にすぎません。これらのお客様は、エンドユーザーのトラフィックを同じ大都市圏にある Local Zones アプリケーションに簡単かつ迅速にルーティングする方法を求めています。このようなトラフィックの宛先として Local Zones が Route 53 のトラフィックフローに含まれるようになったため、ユーザーエクスペリエンスが向上し、データレジデンシー規制への準拠が可能になり、エッジコンピューティングインフラストラクチャをより有効に活用できるようになりました。
トラフィックフローにおける Local Zones の地理的近接性ルーティングのサポートは、AWS GovCloud (米国) と Amazon Web Services 中国を除く世界中で利用できます。Route 53 の料金情報については、こちらを参照してください。 詳細については、Amazon Route 53 の製品ページまたはドキュメントを参照してください。