投稿日: Oct 5, 2023
本日、IoT デバイスの登録、整理、監視、およびリモート管理を大規模に行うことができるフルマネージド型のクラウドサービスである AWS IoT Device Management が、ソフトウェアパッケージカタログ機能の一般提供を発表しました。 この新機能により、フリート全体のソフトウェアパッケージのバージョンを追跡および監視し、中央のダッシュボードから貴重なインサイトを得て、特定のソフトウェアバージョンで実行されているデバイスに対象を絞って更新を実行できるようになります。
ソフトウェアパッケージカタログを使用すると、最大 10,000 のソフトウェアパッケージバージョンと関連メタデータのインベントリを一元的に登録および管理できます。この機能は AWS IoT Device Management のフリートインデックス作成と密接に連携するため、ソフトウェアパッケージのバージョンに基づいてデバイスのインデックス作成、検索、グループ化を簡単に行うことができます。デバイスフリート全体にわたるパッケージバージョンの分布と集計メトリクスの概要を取得できます。さらに、AWS IoT 名前付きシャドウを使用して、各デバイスにインストールされているパッケージバージョン情報を記録し、管理できます。この情報により、詳細な分析をサポートするために必要なメトリクスを導き出すことができます。同様に、AWS IoT Device Management ジョブとの統合により、ソフトウェアのバージョンに基づいてターゲットを絞ったアクションを柔軟に実行できます (このブログを参照)。
ソフトウェアパッケージカタログ機能は、AWS GovCloud リージョン (米国西部、米国東部) を除き、AWS IoT Device Management が提供されているすべての AWS リージョンで、AWS IoT Device Management フリートインデックス作成のユーザーが追加費用なしで利用できます。 大規模な接続デバイスの管理の詳細については、AWS IoT Device Management のウェブサイトをご覧ください。ソフトウェアパッケージカタログ機能の使用を開始するには、『AWS IoT Core デベロッパーガイド』を参照してください。