投稿日: Oct 31, 2023
本日より、AWS Supply Chain Demand Planning のユーザーは、製品の導入段階と廃止段階の予測パラメータを設定することで製品のアクティブなライフサイクルのみについて予測が作成されるようにして、予測精度を向上させることができます。
このリリースにより、デマンドプランナーは製品の導入日と廃止日を AWS Supply Chain のデータレイクに直接取り込むことができます。AWS Supply Chain Demand Planning は、製品の導入日と廃止日に基づいて予測の開始日と終了日を調整する設定によって柔軟性を高め、この情報を利用して有効な予測期間を定義しています。またプランナーは、前モデルや類似製品がない新製品の予測上の課題に対処するために、初期予測値を設定して、その初期予測値を適用する安定化期間を設定できるようになりました。これにより、ライフサイクルの開始時と終了時の予測精度が向上するため、新製品の不足や製造中止製品の過剰在庫のリスクが最小限に抑えられます。さらにプランナーは、ユーザーインターフェイスに表示されるライフサイクル指標とメタデータの可視化を通じて、需要計画や在庫管理の意思決定のために製品ライフサイクルを効率的に管理できるようになりました。
この機能は、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シドニー)、欧州 (フランクフルト) において、追加費用なしでご利用いただけます。 詳細と開始方法については、AWS Supply Chain をご覧ください。