投稿日: Oct 4, 2023
AWS から、Amazon EC2 R7a ベアメタルインスタンスの一般提供が開始されたことをお知らせいたします。R7a インスタンスは、最大周波数が 3.7 GHz の第 4 世代 AMD EPYC プロセッサ (コードネーム Genoa) を搭載しており、R6a インスタンスと比較して最大 50% 高いパフォーマンスを発揮します。
R7a インスタンスは SAP 認定を受けており、AVX-512、VNNI、bfloat16 などの新しいプロセッサ機能を備えています。メモリ内のデータへの高速アクセスを可能にする Double Data Rate 5 (DDR5) メモリと、R6a インスタンスよりも 2.25 倍優れたメモリ帯域幅を備えているため、これらのインスタンスはレイテンシーの影響を受けやすいワークロードに理想的です。ベアメタルインスタンスにより、EC2 では、ディープパフォーマンス分析ツール、ベアメタルインフラストラクチャへの直接アクセスを必要とする特殊なワークロード、仮想環境でサポートされていないレガシーワークロード、ライセンス制限されたビジネスクリティカルなアプリケーションを活用するアプリケーションを実行できます。それらでは、基盤となるサーバーのプロセッサとメモリリソースにアプリケーションから直接アクセスできます。ベアメタルインスタンスでのワークロードでは、Amazon Elastic Block Store (EBS)、Elastic Load Balancer (ELB)、Amazon Virtual Private Cloud (VPC) など、AWS クラウドの包括的なサービスや機能の利点を引き続き活用できます。
R7a ベアメタルインスタンスは、本日より、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) の各 AWS リージョンで一般提供が開始されます。R7a インスタンスは、オンデマンド、リザーブド、スポットの各インスタンスと Savings Plans でご利用いただけます。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、AWS SDK にアクセスしてください。詳細については、「R7a インスタンス」を参照してください。