投稿日: Nov 21, 2023
Amazon CloudFront は、グローバルで低レイテンシーのキー値データストアである CloudFront KeyValueStore の一般提供を発表しました。KeyValueStore を使用すると、CloudFront Functions 内からキー値データを取得できるため、独立したデータ更新が可能になり、機能をさらにカスタマイズできます。キー値データはすべての CloudFront エッジロケーションで使用することができ、CloudFront Functions 内からの高速読み取りが可能で非常に効率的なインメモリキー値ストアを提供します。KeyValueStore の導入により、機能フラグ、A/B テスト、環境変数の保存などのルックアップユースケースを低レイテンシーで実装できるようになりました。
CloudFront KeyValueStore は、簡単にスケールできるように設計されています。これにより、ストレージリソースをスケールアップしなくても、1 秒あたり数百万のリクエストを処理できます。CloudFront KeyValueStore リソースは、CloudFront コンソールで、または CloudFront API/CLI を使用して作成できます。今回のリリースの一環として、CloudFront は KeyValueStore を有効にするために必要な cloudfront-js-2.0 という CloudFront Functions 向けの新しいランタイムも導入しています。この新しいランタイムには、非同期のサポートや、コード内で非同期操作の許可を待つ機能など、JavaScript ES6 の機能がいくつか含まれています。
料金の詳細については、CloudFront の料金ページをご覧ください。CloudFront KeyValueStore の詳細については、CloudFront KeyValueStore ローンチブログ、CloudFront デベロッパーガイド、JavaScript ランタイム機能、または機能に関するよくある質問を参照してください。