投稿日: Nov 26, 2023
本日、AWS は Amazon CodeWhisperer の新しいアップデートとして、Infrastructure as Code (IaC) のサポート、AI を利用したコードの修復、セキュリティスキャンの言語サポートの拡大を発表しました。このアップデートはすべて一般提供されています。CodeWhisperer は現在プレビュー版で、Visual Studio でもご利用いただくことができます。 今回のアップデートにより、付加価値を生まない作業の負担が軽減され、自動化、セキュリティの強化、効率化、ユーザーへのコード配信の高速化が実現したことで、ソフトウェア開発をより迅速かつ効率的に行えるようになります。また、このサポートは、デベロッパーが希望する多くの作業ツールで提供されます。
デベロッパーが AWS CloudFormation (YAML、JSON)、AWS CDK (TypeScript、Python)、HashiCorp Terraform (HCL) で記述するときに、提案や補完が表示されるようになり、IaC オートメーションを迅速かつ正確に作成できるようになりました。お好みの IaC ツールを使ってインフラストラクチャ定義を記述し、CodeWhisperer の利点をご活用ください。
Amazon CodeWhisperer では、リリース以降、組み込みのセキュリティスキャンを使って発見しにくいセキュリティ脆弱性が特定されてきましたが、今回、さらにコード提案が表示されるようになりました。この機能は、セキュリティとコードの特定された品質の問題を修正するのに役立ちます。組み込みのセキュリティスキャンの目的は、漏えいした認証情報やログインジェクションなどの問題を検出することですが、生成系 AI を利用したコード提案により、特定された脆弱性を修正できるようになりました。この提案は、お使いのアプリケーションコードに合わせて調整されているため、修正をすぐに安心して受け入れることができます。Java、Python、JavaScript で利用可能なセキュリティスキャンは現在、TypeScript、C#、AWS CloudFormation (YAML、JSON) 、AWS CDK (TypeScript、Python)、HashiCorp Terraform (HCL) でもご利用いただけます。脆弱性を修正するコード提案は現在、Java、Python、JavaScript で記述されたコードに対応しています。
Amazon CodeWhisperer は現在、Visual Studio 2022 でご利用いただけます。デベロッパーは、C# のリアルタイムでのコード提案を利用することで、アプリケーションをより迅速に構築できます。
利用を開始するには、Amazon CodeWhisperer リソースページをご覧ください。