投稿日: Nov 17, 2023

本日より、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) C7g、M7g、R7g インスタンスが AWS リージョンのアジアパシフィック (ソウル) で利用できるようになりました。Amazon EC2 C7g インスタンスは AWS リージョンの欧州 (ストックホルム) でも利用できるようになりました。

これらのインスタンスは AWS Graviton3 プロセッサと AWS Nitro System で構築されています。Graviton3 プロセッサは、Graviton2 プロセッサと比較してコンピューティングパフォーマンスが最大 25% 向上しています。AWS Graviton3 をベースとする Amazon EC2 インスタンスは、同等の EC2 インスタンスと同じパフォーマンスで消費するエネルギーが最大 60% 少ないため、クラウドの二酸化炭素排出量を削減できます。AWS Nitro System は、分離されたマルチテナンシー、プライベートネットワーキング、高速ローカルストレージを備えた効率的で柔軟かつ安全なクラウドサービスを提供する AWS 設計のハードウェアとソフトウェアのイノベーションを集結させたものです。スケーラビリティを高めるため、これらのインスタンスにはベアメタルを含めて 9 種類のインスタンスサイズがあり、Amazon Elastic Block Store (EBS) には最大 30 Gbps のネットワーク帯域幅と最大 20 Gbps の帯域幅を提供します。 

Amazon EC2 C7g、M7g、R7g インスタンスは、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、アジアパシフィック (ハイデラバード、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、スペイン、ストックホルム)、中国 (北京、寧夏) の各 AWS リージョンで利用できます。

詳細については、Amazon EC2 C7gM7gR7g をご覧ください。ワークロードを Graviton ベースのインスタンスに移行する方法については、AWS Graviton Fast Start プログラムでご確認いただけます。