投稿日: Nov 14, 2023
Amazon ElastiCache for Redis のバージョン 7.1 の一般公開が開始しました。このリリースには、ワークロードのスループットを向上させ、オペレーションのレイテンシーを短縮できるようにするパフォーマンスの改善が含まれています。ElastiCache をご利用のお客様は、r7g.4xlarge 以上では、1 ノードにつき毎秒 100 万件を超えるリクエストを処理できます。Amazon ElastiCache for Redis のバージョン 7.1 では、Elasticache for Redis バージョン 7.0 と比較して、スループットが最大 100% 向上し、P99 レイテンシーが 50% 低下しています。
ElastiCache は、高速なデータアクセス、迅速な応答時間、コスト削減を必要とする、パフォーマンス要件が非常に厳しいリアルタイムアプリケーションをサポートするために、お客様に選ばれています。アプリケーションをスケールするにつれ、1 リクエストあたりのレイテンシーを 1 ミリ秒未満に抑えつつスループットを高めるニーズが増えています。本日より、ElastiCache for Redis をバージョン 7.0 から 7.1 にアップグレードすることでパフォーマンスを倍増させることができ、マイクロ秒の応答時間で毎秒 5 億件のリクエスト (RPS) までスケールすることができます。
ElastiCache for Redis のバージョン 7.1 は、すべての AWS リージョンで追加料金なしでご利用いただけます。また、アプリケーションやサービスの構成の変更は必要ありません。ElastiCache が Redis のパフォーマンスにどのように貢献してきたか、また特にバージョン 7.1 での変更点について詳しくは、ブログ投稿とドキュメントガイドをご覧ください。今すぐ使用を開始しましょう。AWS マネジメントコンソールを使って、新しいクラスターを作成するか、バージョン 7.1 にアップグレードすることができます。